『ルイージに歴史あり』その14

4月14日

第二部(ルイージ 起死回生、そして決意)

序章:『ノワール伯爵登場』


<1>マリオ敗れる!?


『!?・・・・!!!・・・ア、アイツ等は!!!』

異次元世界にて
ルイージは上空にいる2人の男女、伯爵風の男と秘書風の女をみた。

ルイージに記憶がよみがえる。


-西暦2007年 4月19日(※1)


(※1)スーパーペーパーマリオの発売日です。

ルイージとマリオはピーチ姫がさらわれたという報告をキノピオからうけた。
その報告をうけたルイージの脳裏には数々の思いがよぎる。


『また、さらわれたのか』という思い、
『どうせ、いつも通り、アイツの仕業だな』という思い、


そして、最近の彼の中で、できた新たな思い

『20数年、一生懸命働いたこの僕を存在の薄い緑のオッサン扱いするからだ、
馬鹿姫が!! いい気味だ』

という思いが一瞬頭の中によぎったが、


『いや、姫君様に対しそんな事を思っている場合じゃない。 
すぐに兄さんと共に救出にいかないと!!』という思いに変換された。


早速、ルイージとマリオはアイツことクッパの城に向かった。
問いただしたが、クッパは何も知らなかった。


でも、城にピーチ姫はいた。
妙な伯爵風の男にとらえられた状態で。


男はノワール伯爵と名乗った。
ノワール伯爵は
自分は予言を執行する者で、予言に従いこの次元にやってきたといった。


「わけのわからないことを言いおって、さっさとピーチ姫をはなすのだ」
クッパは吠えた。


だが、ノワール伯爵はクッパの恫喝も意に介さずといった様子で、
世界を滅ぼす為にピーチ姫を利用するといった。



「世界を滅ぼすだって」
あまりに実感のない言葉がでたからだったのだろうか。
ルイージは思わず呆然として、その言葉を繰り返した。


だが、マリオはこの伯爵風のこの男のセリフが本気であると
直感的に感じ取ったのかもしれない。


すぐにマリオは行動にでた。
彼の十八番であるジャンプ攻撃を伯爵めがけ放った。


だか、幾千の強敵を倒した彼のジャンプ攻撃は
壁に阻まれた様にはじき返された


こっちの番だと言わんばかりに
伯爵がステッキを動かすと、
マリオの周りに暗黒のエネルギーが漂い、渦巻いた。


渦巻く暗黒のエネルギーは
マリオを洗濯機の中を回る衣類の様に回転させ、
地面に倒した。


「兄さん!!」
ルイージは叫んだ。


画像


マリオは完全に気絶していた。


あのスーパーヒーローの名前をほしいままにしていた兄が
幾多の冒険を乗り越えた兄が

幸運の女神にでも溺愛されていると思える程
金も地位も権力もふんだんにある兄が
あっさり倒された。

ルイージはますます呆然とした。


幾度も自分の前に最大の強敵として立ちはだかった男の
呆気ない敗北にクッパも驚きを隠せなかった。


「おとなしくピーチ姫をかえせ!! さもないと・・・」
未だ呆然としているルイージに対し、驚きから回復したクッパは身構えた。
そしてそれに呼応するかの様に彼の部下達も身構えた。


「そうはいかぬ、クッパよ、お前にも来てもらう」
ノワール伯爵は両手をひろげた。


ノワール伯爵の周りに次元の渦が広がった。
その渦はピーチ姫も、クッパも、彼の部下も、呆然としていたルイージも
吸い込んだ。


ノワール伯爵は高笑いと共に姿を消した。


あとには気絶したマリオがいるのみだった。


-<2>ルイージ奮起するへ続く-


ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック