『ウルフマン(リキシマン)について』後編Part.1

7月13日

第20回、第21回超人オリンピックにて2連覇をはたしたキン肉マン、
だが、ひょんなことから、超人ホイホイに閉じ込められていた
7人の悪魔超人達を、解き放ってしまう羽目に陥ってしまい、

その7人の悪魔超人達にミート君の肉体をバラバラにされ、
そのうえ挑戦状をたたきつけられる。

かくして、キン肉マンと7人の悪魔超人との対決がはじまった。

どうにか、ステカセキングとブラックホールの2人を撃破したキン肉マン、
だが、その2連戦で、重傷を負ってしまう。

そんなキン肉マンに代わり、ピンチヒッターとして、
5人の正義超人が名乗りをあげる。

その5人の正義超人とは、
キン肉マンの一番の親友、テリーマン、
第20回、第21回超人オリンピックの決勝で、
死闘を繰り広げたロビンマスクとウォーズマン、
ラッカ星にてキン肉マンと共に戦ったブロッケンJr.
そして、ウルフマンである。

かくして、正義超人と悪魔超人の団体戦がはじまった。

画像

(↑正義超人勢揃い)


いままでライバル同士だった超人達が、ミート君救出のため、
正義超人軍団として団結する。
『7人の悪魔超人編』の有名なエピソードの一つだが、

この正義超人の人選は、
作者であるゆでたまご先生によると、

まず、テリーマン、ロビンマスク、ウォーズマンの3人は、
読者の人気があるから選ばれた。

ブロッケンJr.は女の子の読者から絶大な人気があった
ラーメンマンとの関連というキャラとしての背景があった。
さらに、若く未熟な部分があるけど、将来性もあった。

それで、作者も
ブロッケンJr.というキャラを育ててみようという事で、
選ばれた。

ウルフマンに関しては、
作者も団体戦にウルフマンを参戦させようかどうか、
悩んだらしい。

なぜなら、ウルフマンは他の4人の正義超人達に比べると、
あらかさまに浮いていて、
しかも他の登場する正義超人達の中にウルフマンがはいることで、
ギャグにみえてしまうのではないかと心配だったという。

第21回超人オリンピックの時は、
新たなキン肉マンのライバルとして、作者がオリジナルとして
生み出した超人だったのに・・・

約数ヶ月~半年経つと、扱いが何というか、少々ひどいというか、
例えて言えばデビュー時は華々しい扱いだったのに、
つまるところ売れないと判断されると、
それ以降は扱いがおざなりになる感じがしなくないと思う一方、

作者のウルフマンが他の4人の正義超人に比べると、
あからさまに浮いているというのも一理あるとは思う。

よくよく考えてみれば、
ウルフマンは、みためのインパクト的な部分で言えば、
他の正義超人達に比べ、薄い部分がある。

そのうえ、キャラとしてのポジションや背景もやはり、他の正義超人にくらべ、
薄い感じがしなくはないと思う(※1)


作者にとって、色々と不安要素があったが、
ウルフマンは正義超人対悪魔超人の団体戦に参戦することになった。

だが、キャラとしての薄さが原因かどうかはわかりませんが、
やはりというべきか、団体戦にてウルフマンは、
スプリングマンにもののみごとに翻弄され、敗れ去ってしまうのである。

尚、この団体戦の結果は、2勝3敗と悪魔超人軍に優勢な展開になるが、
キン肉マンとモンゴルマン(ラーメンマン)の活躍により、
7人の悪魔超人との戦いは正義超人軍の勝利におわり、

ミート君も肉体がもとどおりになり復活、
この闘いで命をおとした、ウルフマン、ロビンマスク、
ウォーズマンは、生き返ることができたのである。


(※1)キン肉マンのライバルというポジションと
闘いのインパクトさでは、やはり、ウォーズマンに比べ力不足という感じが
しなくない、事実、超人オリンピックの数あるベストバウトの1位は、
キン肉マン対ウォーズマンだった。
また、キャラの背景としても、
先程述べたブロッケンJr.はもとより、キン肉マンとの関連では、
ロビンマスクやウォーズマンに比べ、薄い感じがある。
尚、人気度では、原作の中で、
テリーマンとの人気決定戦でテリーマンに敗北している。


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