『のび太の様々なバリエーション』余談(その2)

9月4日

フクロマンスーツ、
22世紀のおもちゃのヒーロースーツである。


その名の通りとでもいうべきか
22世紀の子供達は、このヒーロースーツを着用して、
ヒーローになりきるのだと思われる。

画像

〔↑フクロマンスーツ(※1)

(※1)イラストのカラーについては、
フクロマンスーツのカラーが
わからなかったので、とにかく、俺の想像で
色をつけました。


でも、
おもちゃのヒーロースーツだからといっても、侮れない

(俺の主観になりますが)
タケコプターのスピードの半分は、
のぞめないにせよ、
とりあえずは、空は飛べる。 

(うろ覚えになるので、間違っている可能性もあるけど)
コンクリートのブロックを
粉々に砕ける程のパンチ力といった様に、
とりあえずは、常人離れした力も発揮できる。

それにしても、このフクロマンスーツ、
飛行能力や常人離れした力を発揮できるという時点で、
どう考えても、子供の玩具の範疇を、
あきらかに超えているような気がするので、
果たして、子供に、扱えるものなのかと
思わないでもないが、
22世紀の子供達には、おもちゃのヒーロースーツになるらしい


22世紀の子供達には、文字通り、
簡単に本物のヒーローになりきれる
カッコいいオモチャなのだろうが、

20世紀の人間からみると、
そこらの悪役っぽいみたいな恰好にみえるらしく、
作中では、のび太は怪人フクロマンとして認識される。

まぁ、何にせよ、20世紀だろうが、22世紀だろうが、
子供達の何か特殊なヒーローになりたいという気持ちは
変わらないということだと思われる。

それにしても、アニメであれ、実写であれ、
昭和40年代、50年代といえば、
色々なヒーローが群雄割拠の様に世にでていたと思う。

そして、その頃のヒーロー達のデザインというのも、
あの鋼鉄ジーグやイナズマンやキカイダー等、
(ここからはノスタルジックな物言いになるかと思いますが)
単なるカッコよさだけでなく、
何というか、そのカッコよさに、適量の奇抜さと斬新さを
上手く混ぜた様なヒーロー達が多かった様に思える。

そして、平成以降も、実写やアニメ以外にも、
ご当地ヒーローみたいなものもでてきた。
ただ、どうも自分の偏見になってしまうが、
最近のヒーローは、(もしかしたら例外があるかもしれないが)
カッコよさだけが突出している、あるいは、
カッコよさに、量の間違えた奇抜さと斬新さが混ぜっている様な気が
しないでもない。

まぁ、それはともかく、
あのフクロマンスーツ、はっきり言ってカッコよさはあまりないが、
奇抜さと斬新さでいえば、昭和の特撮ヒーローに通ずるものが
あるかもしれない。

もとめられるヒーローのデザインが、
22世紀になると、
かつての昭和のヒーローのデザインに回帰したということだろうか


画像


そういや、全く話がかわるが、
あの有名なトヨタのドラえもんのCMで、
(うろ覚えだが)
のび太がしずかちゃんに
『どうしてこんな僕と付き合ってくれるの?』みたいなセリフをいっていた。

なぜかは、わからないが、『付き合ってくれるの?』というセリフに
何というか、上手く言えないが、ひっかかるものがあった。

仮に、この『付き合ってくれるの?』というセリフが、
恋人として、つきあってくれるのという意味だと考えた場合、

『小人閑居して不善をなす』を地で行く原作版のび太が、
そんなことを言うものだろうか?

確かに、ごくまれに、『僕みたいな人間と付き合うと
しずかちゃんが将来不幸になるので、
しずかちゃんに嫌われよう』みたいなことを考えたこともあったので、
もしかしたら、
そんな『付き合ってくれるの?』なんてセリフをいうかもしれない。

しかし、
日頃、原作版のび太が、しずかちゃんにとっている行動といえば、

偶然にせよ、うっかり、入浴をのぞいてしまう。
偶然にせよ、交換日記の内容をのぞいてしまう。

しずかちゃんの好意を得たいがために、
強引に、ひみつ道具で、
しずかちゃんの秘密にしている好物が焼き芋であることを
調べあげ、それをしずかちゃんにプレゼントして、逆に怒りを買う。

(もしかしたら、その自覚がないかもしれないが)
例えひみつ道具にたよっても、かまわないから、
力づくで、しずかちゃんの好意を得ようとしたこともあった。

(うろ覚えだが)
また、ジャイアンに、
ひみつ道具、自信ぐらつ機(※1)を使って
日頃の仕返しをかねて、ジャイアンを殴っている最中に、
しずかちゃんが、通りかかった。

のび太は、ジャイアンを殴りながら、
好きな女の子に強い自分をアピールするが、
『弱い者いじめは嫌いだ』といって、しずかちゃんは、その仕返しを
とめようとした。

『せっかく、強い自分をアピールしているのに、何だ、その態度は!』とか
あるいは、単にいたずらしてやろうと思ったのか、
はたまた、男としての優越感にひたりたいと思ったのか
どうかはしらないが、

そんなしずかちゃんに自信ぐらつ機を使用して、
『僕に嫌われたら、君なんか、誰も嫁にしてくれないな』と
肉食系男子ばりの超強気なセリフを言って、
自信ぐらつ機で、自信喪失のしずかちゃんに、
『おねがい、きらわないで』と言わせる等、

ある意味、男として愚直すぎる行動であり、
ギャグ漫画だからよかったものの、

これが現実世界なら、
好きな女の子に修復できないぐらいドン引きされると思う。

まぁ、何にせよ、のび太のこれらの行動は、
とても、『付き合ってくれるの?』なんて殊勝なセリフをいう人間と
同一人物とは思えない様な行動である。

ただ、トヨタのCMの野比のび太は、確か約30歳である。
愛蔵版『ドラえもん』第4巻に初登場した壮年期の野比のび太と
似た様な年齢ではないかと思われる。

それを考えると、壮年期以降の年齢の野比のび太なら、
トヨタのCMの野比のび太同様、
もしかしたら、『嫁になってくれてありがとう』とか、
『君が妻でよかったよ』とか
『どうして、君の様な素晴らしい女性が僕の嫁になってくれたの』とか
いうかもしれないが、

そこまでの心境に達しようと思えば、
ある程度の余裕と心の広さが必要になるかもしれない。

原作版の壮年期以降の野比のび太なら、
それらを持ち合わせているかもしれないが、

原作版の少年期の野比のび太が、
それらを持ち合わせている様な可能性は
低い様な気がしないでもないので、

「付き合ってくれるの?」というセリフを言う可能性は
低いかもしれない。

(※1)名前通り、相手を自信喪失にさせる道具。
何かの論争の際、相手にこの道具を使用して、自信喪失にさせ、
自分の意見を通すには、うってつけの道具だと思う。
ドラえもんは、どら焼きが甘すぎると文句をいっても、
聞いてくれない菓子屋の店主に、自分の言い分を通す為に、
この道具を使用している。



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フクロマンスーツにキャプテン・アメリカのコスチュームや
アイアンマンのパワードスーツの要素を加味したイラストを
掲載している記事『のび太の様々なバリエーション』番外編(その1)と
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