『キン肉族のマスクについて』

9月12日

漫画『キン肉マン』及び『キン肉マン2世』にでてくる超人達の中には、
詳しい人数はわからないが、マスクマンは決して少なくない。

何せ、キン肉マンことキン肉スグル、
キン肉マン2世ことキン肉万太郎(以下万太郎)もマスクマンである。

さて、キン肉マン、万太郎親子が属するキン肉族は、
どうやら、キン肉王家だけではなく、一般のキン肉族の王国民までもが、
老若男女関係なくキン肉族の掟にしたがい、マスクを着用している(※1)

そのキン肉族の掟とは、キン肉族は、生まれてすぐに、
「マスク付けの儀」が行われ、
その生涯をマスクマンとして過ごすことを
義務付けられている。

しかも、そのマスクは、例えキン肉王家であっても、
どうも、親が勝手に選べるわけではないらしく
マスク屋にあるコンピューターで、装着する者のデータを入力し、

そのデータをもとに、コンピューターが選んだマスクを
装着するという仕組みである。

キン肉マンも、そのマスク屋のコンピューターが選んだ結果、
あのブタ面だの、アホ面だのと揶揄される様な、
あのマスクを装着することになる。


とにかく、その「マスク付けの儀」で、マスクを着用後は、
その生涯をマスクマンとして過ごすわけだが、
キン肉族の掟には、さらに厳しいものがある。

マスクマンとしてその生涯をすごす間に、
他人に、その素顔をみられた場合、
また、例え素顔をみられなくても、
マスクを紛失し、24時間以内に
そのマスクを見つけ出せなかった場合、
自分の命を断たなくてはならないのである。

なぜ、これ程厳しい掟なのかは、わからないが、
この掟は正義超人軍の中核であるキン肉族の超人として
常在戦場の意識と、
超人レスラーとしての覚悟を極限まで高めるための掟なのだろうか


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キン肉マンのマスクというのは、
よくよくみてみると、なかなか、すごい代物だと思う。

普通、あのタイプの覆面を装着すれば、
よくもわるくも感情をおもてに上手くだせないものだと思うが、

キン肉マンは、時々、マスクマンであることを忘れてしまうぐらい、
よくもわるくも感情を自由自在におもてにだしている。

また、あのタイプの覆面を装着すれば、
あつい季節のときは、おもいっきり汗ばむかと思いきや、
キン肉マンには、多分、そんな描写がなかったと思う。

これらのことを考えると、キン肉マンのマスクは、
通気性やフィット感、伸縮性等、とても優れた代物だと思われる。
おそらく、地球にはない材質で作られたものなのかもしれない。

余談ですが、万太郎は、正義超人軍の超人レスラーになる前は、
キン肉星の中学校に通う中学生だった。

当然、キン肉族の学校なので、キン肉族の掟により、
先生も生徒もマスクを着用している。

さて、キン肉族だろうが、地球人だろうが、
中学生ともなれば、異性に興味をもって、
好きになることもあるかもしれない。

でも、キン肉族の場合、
その異性は、マスクを着用しているので、例え性格に裏表がなくても
文字通り、その素顔は、わからないのである。

キン肉族は他人に素顔をみせられない。
仮に、その他人が、当人と何の血のつながりもない者という意味の他人ならば、
親族にはみせてもいいということになる。

つまり、将来、結婚して、その好きな異性と親族になれば、
その素顔をみることができるということになる。

だが、マスクを外せば、器量好みにとっては、
「なんじゃあ、こりゃあー!!」といった展開もあり得るのである

すなわち、地球人からみれば、
キン肉族の学生生活はいささか奇妙だと思える様な学生生活であり、
キン肉族の異性交遊は、器量好みにとっては、
スリリングすぎる異性交遊だと思えるかもしれないが、

キン肉星の超人達にとっては、
奇妙やスリリングの範疇に、はいらないぐらい
ごく日常の風景なのだろう。

そして、例え結婚して相手の素顔みることができても、
文字通りマスクとともに生活するキン肉族の超人達は、
相手の素顔をみたいとは、全く思わないのかもしれない

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キン肉マンは、コンピューターが選んだものであるにせよ、
父であるキン肉大王から、あのブタ面と揶揄されるマスクを与えられ、

その息子である万太郎も、父であるキン肉マンから、
父親と同じ様なタイプのマスクを与えられた。

親子2代、素顔はハンサムなのに、
ブタ面だの、アホ面だのと揶揄される様なマスクを装着して
超人として生活するわけである。

親子2代、ブタ面と揶揄される様なマスクのおかげで、

キン肉マンは、大王にブタと間違われ、宇宙空間に放り出され、
ミートに出会うまでの約10年間は、ハングリーかつさみしい青春を
おくる羽目になった。

万太郎は、(うろ覚えなので、記憶違いの可能性が高いですが)
仲間の超人達と合コン(だったかな?)に行く際、
相手の女の子たちから、そのみためを嫌がられ、

あげくの果てには、
仲間の超人達から、
「お前が(みためが悪くて)モテないのがいけない」と
身も蓋もない事をいわれ、合コンのメンバーから外される。

(尚、キン肉マンも、万太郎も、モテないのは、
単にみためだけでなく、当人達の性格が原因である可能性も
なくはないが、この記事では、それについては、考えないことにしておく)

キン肉マンも、万太郎も、
「何で、こんなブタ面のマスクを着けて、
生活しなきゃならねぇんだよ! チクショウ!! やってらんねぇや!」と
一度も思わなかったのだろうか

そんな思いが、あったかどうかはともかく、
キン肉マンも、万太郎も、生活の大半はリングの上で闘う
超人レスラーである。

マスクとともに、正義超人として、悪行超人達と闘っていくうちに、
自分のマスクに、それなりの愛着をもつことができる様に
なり、マスクマンとしての誇りをもつことができる様に
なったと思われる。

そのことを示す事例になるかどうかはわかりませんが、
キン肉マンは『キン肉マン 77の謎』にて、
「生まれ変わったら、何になりたいですか?」という問いに対し、

「キン肉マン以外にないだろう!」と答えている。

余談ですが、
キン肉マンのマスクといえば、1984年の少年ジャンプの特別企画で、
キン肉マン覆面狩りポスターを掲載された。

そのポスターの内容とは、
マスクを脱いだキン肉マンの素顔を
ギリギリ限界まで公開したものである。
(約30年前のポスターだが、どこかカッコいいと思える部分もある。
しかし、ギリギリ限界まで公開したといっても、顔の輪郭と髪型、
左ほほの部分を公開した程度ではある)

キン肉マン覆面狩りポスターに関しては、
数週間前からジャンプ本誌で告知された企画であり、
当時、キン肉マンのファンだった人々は
『いよいよキン肉マンの素顔がみられる』という事で、
このポスターが掲載されたジャンプのことを
すごく心待ちにしていたのだろう。

このポスターが掲載されたジャンプは、
午前中に売り切れてしまったらしい。

当時のキン肉マンの人気のすごさを
うかがい知ることができる内容であると思う。

参考資料:『キン肉マン特盛』、『キン肉マン77の謎』、
『肉萬 ~キン肉マン萬之書』


(※1)多分だけど、
もとは一般のキン肉族の王国民であるスーパーフェニックスとその両親も
マスクを着用していることを考えると、キン肉族の掟は、王家だけでなく、
キン肉族の王国民にも適用される掟だと思われる。

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