『デフ・スタリオンについて』(前編)

6月14日

デフ・スタリオン、
サナリィ(※1)所属のテストパイロット、

(多分だけど)ニュータイプではなく、
オールドタイプのパイロットだと思う。

彼の過去について、詳しいことは、
全くといっていいほどわからない。

ただ漫画『機動戦士ガンダムF90』によると、
詳しい理由はわからないが、
子供の頃、母親は地球にいて、
デフは、父親とコロニーで暮らしていたと思われる。

少年時代のある日
デフは父親と一緒に、母親に会う為に、
地球に来た。

だが、再会こそはしたものの、
母親は、自分の夫と息子と暮らすことはなかった。

いつ頃からかは分からないが、
デフは 昔からMS好きであった。

自らをMS博士だと自称する程なのだから、
MSに関する知識も、それなりに深かったと
思われる。

また、同じ部隊に所属するナヴィ(※2)
「なんか最新のMSは技能より性能だけで
全てがきまって、70年代のMSは良かったよ」と
言っていたぐらいだから、MSの歴史に関しても
造詣も深いのではないかと思われる。

おそらく、
そのMS好きが高じた結果なのかもしれない。

デフは、サナリィと契約してテストパイロットの職に
就いた。

宇宙世紀0111年、
サナリィのガンダムF90シリーズが、
次期主力MSに採用される。

採用後、サナリィは、MSのデータの収集の為なのだろう
社員たちを、いわゆる実験部隊として連邦軍に編入させた。
また、サナリィの幹部にMSのデータ収集の現場を視察させた。

サナリィの社員の一人であるデフも、例外ではなかった。

デフは、同僚の社員であるシド・アンバーとともに、
実験部隊の一員として地球連邦軍に編入された。
名目上だが、2人には、少尉の階級が与えられた。

もともと、軍人嫌いのデフなのだが、
会社のMSが次期主力MSに採用され、
自分も組織の一員である以上、断るわけにも
いかなかったと思われる。

当人は、半ば渋々だが、実験部隊の一員として、
頑張ってガンダムF90(1号機)のテストパイロットを
勤めていたと思われる。

宇宙世紀0120年10月

ジュピトリス級輸送船コバヤシ丸が
謎のMS部隊に襲撃された。

それから3日後、
ガンダムF90のテスト訓練中のデフとシドに
かつてのジオン公国軍のMS達によく似たMS部隊
オールズモビルの襲撃をうける。

デフが所属する第13実験戦団の旗艦である
アドミラル・ティアンムが駆け付けることで、
デフとシドは、何とか助かるも、
ガンダムF90(2号機)が強奪されてしまったのである。


画像

〔↑デフ・スタリオン Part.1〕


画像

〔↑デフ・スタリオン Part.2〕


ガンダムF90(2号機)を強奪されてしまったことで
本来ならば、デフとシドは何らかの処分をうけるはずだったが、
サナリィの幹部の一人であるジョブ・ジョン(※3)
上層部に働きかけたことで、処分を免れる。

その代わりに、デフの所属する第13実験戦団に
特令がくだる

その特令とは、
火星のオールズモビルの基地を叩き、
ガンダムF90(2号機)を奪還することである。

もっとも、連邦軍からすれば、
ネオ・ジオンやジオン共和国も存在しない
宇宙世紀0120年において、
ジオン残党であるオールズモビルなどは、
もはや過去の遺物にすぎないのである。

特令といっても、
決して難解なミッションにはならないはずだった。

火星に向けて行軍中の
アドミラル・ティアンムに
オールズモビルの仕掛けたであろう
1個の軌道爆雷が命中した。

艦長であるノヴォトニーは、
単なる偶然と片づけていたが、
ナヴィは不審に思っていた。

敵が旗艦の位置を把握でもしないかぎり、
この攻撃は、あまりにも、効率が悪すぎる。

敵が、そんな攻撃方法をとるとは思えない。

ナヴィからの説明をうけたデフとシドに、
ある可能性がうかぶ。

旗艦に内通者がいるという可能性である。


さらに、デフはナヴィから驚愕の事実を知らされる。

その軌道爆雷が旗艦に命中したおかげで、
航行スケジュールに、わずかながらもズレが発生

その結果、第13実験戦団に補給をしてくれる
木星からの輸送部隊との接触が大幅にずれる。

つまり、
火星で、何か予想外のトラブルがあった場合、
下手をすれば、帰艦することすらできなくなることも
あり得る。

画像

〔シド・アンバーとナヴィ〕


アドミラル・ティアンムでも
補給スケジュールのズレが回復していないことは
把握していた。

しかし、ノヴォトニーは、火星への降下作戦を
開始する。

デフもガンダムF90の実戦データを収集する為に、
シドとナヴィとともに火星へ降下しはじめる。

連邦軍、いや人類にとって
初めての異星での戦いが開始された。

連邦軍にとっては、もはやジオン残党など
40年前の旧型のMSを操縦する老兵たちの
集団にすぎない。

だから、補給などなくても、そんな相手になど、
負ける要素などないはずだった。

だが、ハマーン率いるネオ・ジオン軍が
約7年の間にMSを進化させたように、
老兵の集団であるはずの火星のジオン残党軍も
MSを進化させていた。

宇宙での戦いに適応し、ビーム攪乱幕まで装備した
2機のRFアッザムが、第13実験戦団の掃海艇を
撃墜する。


RFアッザムの勢いは止まらない
そのまま、ガンダムF90がいる降下用の艇に
襲いかかる。

さらに、泣きっ面に蜂とでもいうべきか
上官であり、ガンダムの力に魅せられた男、
ボッシュ大尉が、オールズモビルと内通、
アドミラル・ティアンムが
制圧されてしまう。

補給ものぞめず、
旗艦を制圧され、RFアッザムの襲撃に対して、
火星へ降下中の為、ガンダムF90を出撃することもできない。

まさに、四面楚歌の状態である。

だが、艇を強制的に大気圏突入させることで、
RFアッザムの攻撃から逃れる。

何とか、火星に到着したデフ達だったが、
旗艦とも完全に孤立してしまったのである。

(※1)もとは連邦軍内の諮問機関の
戦略戦術研究所だったが、第2次ネオ・ジオン戦争終結後から
約半年後に、海軍戦略研究所として再編された組織
サイド4に本社がある。


(※2)連邦軍の戦術情報局の女性パイロット
デフとは、親しい間柄である。
俗に言う友達以上恋人未満というやつだと思う。


(※3)元ホワイトベースの正規のクルー
一年戦争では、縁の下の力持ちとして、
色々な活躍をみせる。 どうやら一年戦後は
正規兵なのに、民間人であったアムロ達よりも
活躍できなかったことを周囲から責められたらしく、
そのことに耐えられなくなり軍を退役する。
サナリィに参加するまでは、スペースデブリの回収作業員を
していたという。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック