『世紀末覇者ラオウと聖帝サウザー』(その3)

9月17日

(3)青春の過ごし方

ラオウ・トキ・ケンシロウ
北斗3兄弟の修業時代は、
北斗神拳伝承者となる為の修業の日々だったと思うが、
彼等の日々は、無論、それだけではなかった。

トキがマミヤに「ユリアは自分達の青春だった」と
語った様に、彼等にはユリアというマドンナがいた。

バットがリンから愛を教わった様に、
ユリアから、修業時代の北斗3兄弟は、愛を教わった。
(もっとも、ラオウは、愛を教わったといっても、
無意識的に愛を認識していた程度だと思う)

また、リュウケンの計らいなのかどうかはわからないが、
彼等も、成長するにつれ、修業以外のことで、
自分の時間が持てる様になったのだと思う。

つまり、ケンシロウは、
バイクの運転技術を学び、ユリアとのデートを楽しんだ。
トキは、医術を学ぶことができた。

それなりに、ケンシロウとトキは、
青春を謳歌できたのだと思う。

ラオウについては、世紀末の世になる前は、
どんな青春を過ごしたのかは、全く分からないので、
想像になるけど、おそらく北斗神拳伝承者となって
自分の野望を叶えるという目標のためだけに
ストイックに時間を費やしたのだと思う。

(ただ、ラオウも超人である前に、一人の人間でもあるので、
たまに、ケンシロウをすてて、俺を愛せとユリアに
無茶で強引すぎるアプローチをして、うかつにも、
トキに背後をとられるなんてこともあった。
また、ラオウは、世紀末の世において、黒王号という
象に匹敵するのでは思えるぐらい巨大な馬を愛馬として
世紀末の荒野を駆けたが、いくらラオウでも、何の訓練なしに
乗馬は難しいのではと思うので、案外、修業時代は、
鎌倉時代の武士の様に、馬術の訓練もしていたのではないだろうか)

画像

(↑ラオウ 修業時代 TVアニメ版)

サウザーは、
15歳で南斗六聖拳の一つである南斗鳳凰拳の伝承者となった。

例え、15歳の少年とはいえ、
南斗聖拳108派のトップにたつ拳法の
伝承者なので、本人が望む望まざるにかかわらず、

南斗10人組手(※1)や次の伝承者を育成すること等、
色々と伝承者としての務めがあると思う。

(※1)南斗聖拳が他流派の拳士と行う試合形式
他流派の拳士が南斗聖拳の10人の拳士と
勝ち抜き試合を行うが、敗北すれば、
その拳士は命を奪われるという掟がある。

かなりのうろ覚えになるけど、
小説版『ラオウ伝 殉愛の章』によると、
幼い頃のケンシロウが、この南斗10人組手に挑み、
少年とは到底思えぬ圧倒的な力で9人まで撃破する。

いくら、並はずれた資質をもっているとはいえ、
たかが子供に、南斗聖拳の拳士が撃破されたのでは
南斗聖拳の沽券にかかわるので、サウザーが10人目を
つとめようとおもったのだが、代わりに同じ六聖拳のシュウが
10人目をかってでてくれたので、結果としては、
ケンシロウは命をおとさずにすんだ。

余談だが、この時の南斗10人組手には、ラオウも同席していた。
この時のラオウは、もしケンシロウが命を奪われそうになった時は、
何が何でも、救い出そうと考えていたらしい。
 

南斗10人組手に
参加しているところをみると、世紀末の世になる前は、
南斗六聖拳の将としての務めは、
それなりに果たしていたのかもしれないが、
ラオウ同様、サウザーも自分の野望を叶えるためだけに、
自分の青春の時間を費やしたのだと思われる。
(おそらく、この期間に、名実ともに
南斗聖拳最強の男の地位を築き上げたのだと思われる。)

ただ、サウザーには、
ユリアの様なマドンナの存在がいない。

また、サウザー自身、オウガイの死後は、
「愛すれば、悲しみと苦しみのみがつきまとう
それならば、愛も情けもいらぬ」とうそぶく様な
人間になっていたので、

ラオウの場合と違い、その青春の過ごし方には
何か殺伐とした感じが否めないと思われる。

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