小説版『機動戦士Zガンダム』を読みました (余談 その9)

5月2日

(9)小説版『起動戦士Zガンダム』の史跡(中編)

史跡、
ひろい意味でいうと、歴史に残る事件と
関係のあった場所のことである。

小説版『機動戦士Zガンダム』だろうが、

TV版『機動戦士Zガンダム』だろうが、

グリプス戦役では、月面の都市や企業が登場する。

個人の主観になるけど、
スペースコロニーの位置等は、「SPACE MAP U.C.0087」で、
地球に登場する都市や基地の位置等は、世界地図でも思い浮かべれば、
何となくイメージはできるが、

月面や都市や企業の位置等ついては、
全くもってイメージがつかみにくい。

そこで、今回の記事では、
そんな月面の都市や企業について述べてみたいかと思います。

画像


(尚、今回の記事で掲載しているマップは、
『評伝 シャア・アズナブル』に掲載されていた
「月面の恒久都市郡」を参考に作成したものですが、
まぁ、何というか、とにもかくにも、作成したものの、イラストの作成等が
あまり上手くないので、多少は正確ではない可能性があるマップであることを
ご了承いただきたいと思います)

Part.1 アンマン

小説版『機動戦士Zガンダム』では、
もとは、コロニー建設時代に、コロニーで供給される鉱物資源を掘り出す
鉱山街だったらしく、それなりの賑わいがあったが、グリプス戦役時は
賑わいもないコロニーの運営の下請け企業のたまり場になっていた。
(おそらく連邦政府側にも、価値の薄い街だったと思う。)

しかし、アンマンの地下には、坑道が縦横に残されていた。
それらの坑道には、
艦艇のドックを新設できる程の大きさの坑道もあれば、
核の攻撃にも耐えられるような深さにも坑道があった。

また、コロニーの下請け企業のたまり場であるゆえに、
街や企業も潤っていなかったと思うので、
アンマンの企業家達は、戦争による特需景気を望んでいたらしい。
(つまり、アンマンの企業家達にとって
ティターンズと戦うエゥーゴは、特需景気を
もたらしてくれる存在だったと思う)

エゥーゴにとって、これ以上ないくらい、
アンマンは、戦力整備等の活動にうってつけの拠点だっと言える。

Part.2 グラナダ

小説版『機動戦士Zガンダム』では、
サイド3に最も近いフォン・ブラウン市に続く第二の都市
一年戦争時はジオン公国の支配下にあり、ジオン公国軍の前線基地として
それなりの活気と繁栄はあったと思う。

ちなみに、コロニーの建設に必要な鉱物資源の射出等に利用される
マス・ドライバーの施設もある。

一年戦争後、再び連邦軍の支配下になったが、
都市には、企業の進出もなく、かつての繁栄もなかった。

さらに、ジオン公国からジオン共和国となったことで、
サイド3の国家としての活力がなくなった。

すなわち、連邦軍にとってジオン共和国は、
ジオン公国にとってかわる様な脅威ではなくなった。

グラナダは、連邦軍にとって重要な拠点ではなくなり、
経済的支援も必要最低限になった。
都市の地球連邦軍の軍人の
給与さえも遅配も続く程になってしまった。

地球にいる時とは違い、宇宙は空気と重力ですら有料なのである。
それは、グラナダの地球連邦軍にとっては、文字通りの死活問題だった。

そんな軍人達に遅配された給与の一部を補填という形で
手当を支給してくれる組織がいた。

それがエゥーゴだった。
(その手当の出処は、はっきりとはわからないが、
おそらくエゥーゴのスポンサーであるアナハイムである
可能性が大きいと思う)

グラナダの地球連邦軍の軍人達にとって、
この手当は、魅力的だったのは言うまでもなく、
エゥーゴに参画していったのだと思われる。

その結果、グラナダも
エゥーゴの活動の拠点となった。


Part.3 アナハイム

アナハイムの正式名はアナハイム・エレクトロニクス
この記事に掲載しているマップのアナハイムは
アナハイムの本社である。

単なるMSの製造会社かと思いきや、
小説版『機動戦士Zガンダム』では、
一年戦争後のコロニーの再建と経済の復興に貢献した。

一年戦争後のコロニーの経済が維持できたのは、
アナハイムの貢献のおかげだと言われる程なのだから
その貢献ぶりとアナハイムのもつ経済力の大きさが
並はずれたレベルであることも容易に想像できると思われる。

ちなみに、一年戦争時、ジオン公国はグラナダを支配下においたが、
そのグラナダの近くにあるアナハイムの本社を接収することを控えていた。

詳しい理由はわからないが、
小説版『機動戦士Zガンダム』によると、
アナハイムは、歴史的な複合企業である

つまり、アナハイムは、単なる巨大企業ではなく、
宇宙世紀の歴史上、重要なステータスをもっている企業だということに
なると考えられる。


そんな企業をうかつに接収などすれば、
ジオン公国にも、利益よりも不利益をこうむる可能性が
大きかったからなのかもしれない。

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