小説版『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』を読みました その1

6月9日

この間、
小説版『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン』を読んだ。

小説版『起動戦ガンダム』、小説版『機動戦士Zガンダム』、

小説版『機動戦士ガンダムZZ』

これら3作品は、TV版や劇場版と内容は異なっていた。

御多分にもれずとでも言うべきなのか、
この小説版『逆襲のシャア』も、映画の内容とは、異なっていたが、

その度合いは、以前、読んだ
小説版『起動戦ガンダム』ほどではないかもしれないが、

何というか
「この展開のほうが、映画の展開よりも面白いかもしれない」と
思える程だった。

この記事をみていらっしゃる方々の中には、
「小説版は映画とは、どの様に内容が異なるのか?」と思われる方々も
いらっしゃるかと思いますので、

まずは、小説版『逆襲のシャア』のストーリーの概要を
映画との違いをあげながら、できる限り、簡単に述べさせていただきたいと
思います(前回読んだ3作品以上に、注釈が多くなる様な気がするなぁ)

(1)小説版『逆襲のシャア』のストーリー(前編)

第一次ネオ・ジオン戦争終結から、4年後


グリプス戦役で行方をくらませていたシャア・アズナブルが
ネオ・ジオン軍を再興、地球寒冷化作戦の為に、
地球連邦政府に闘いを挑んできた。

そんなシャアに、連邦軍の実戦部隊
ロンド・ベルが立ちはだかる。

ロンド・ベルのメンバーには、
ブライト・ノア(※1)
アムロ・レイ、ベルトーチカ・イルマ(※2)

グリプス戦役で、シャア・アズナブルと共に、戦った者達もいた。

(※1)ロンド・ベル隊の隊長 
映画では、もとから年齢のわりには、
少々、老け顔だったからなのか
一年戦争から約14年経っても、
年齢の経過を感じさせない顔つきだったが
小説のキャラクターのデータベースをみると、
軍帽にあごヒゲと、
歴戦の艦長だと一目でわかる様な風貌になっている。


(※2)アムロの恋人、小説では、
エゥーゴの支援組織カラバのスタッフだったが、
第一次ネオ・ジオン戦争終結後、エゥーゴが
連邦軍を統合したことで、ロンド・ベルに
参画することになった。


尚、映画では、ベルトーチカは、一切登場せず、
アムロに思いを寄せる女性として登場するのは、
ベルトーチカではなくチェーン・アギである。
さらに言えば、チェーン・アギは、小説では
一切登場しない。

ネオ・ジオン軍への対処に、狂奔する日々が、続く中でも
ベルトーチカとの愛を育むアムロ

だが、状況が、そんな時間を長くは
与えてはくれるわけがなかった。

シャアは、艦隊を率いて、鉱物採集用の隕石
フィフス・ルナを連邦政府の中枢があるチベットのラサへ落とす作戦を
決行する。

隕石落とし作戦という全く想定外の作戦に、対処しきれなかった
ロンド・ベルは、フィフス・ルナにとりつくも、
フィフス・ルナは、地球へ降下しはじめる。

さらに、フィフス・ルナをピンポイントで、落下させるために、
ネオ・ジオン軍のMS隊が出撃する。

アムロもリ・カズィで出撃する。

そんなアムロの前に、
ネオ・ジオン軍のグラーブ・ガス(※3)
サイコ・ドーガ(※4)が立ちはだかる。

(※3)映画でというところのギュネイ・ガスにあたるキャラだと思うが、
小説のキャラクターのデータベースをみると、実際の年齢は、わからないが、
みためは、ギュネイよりも、かなり若くみえて、若者らしい傲岸さがある。
 

(※4)『機動戦士ガンダム MS大全集 2003』によると、
NZ‐222 サイコ・ドーガ、 主な武装は、ファンネルと
有線サイコミュ式ビーム砲のみであるらしいが、
ビームライフルを使用しているあたりを考えてみると、
多分だけど、映画でいうところのヤクト・ドーガにあたる機体だと思う。


性能的に勝っているサイコ・ドーガの攻撃に、
苦戦を強いられながらも、アムロは、
リ・ガズィで、サイコ・ドーガに機動力を半減させる程の
ダメージをあたえる。

サイコ・ドーガに止めをさそうとするが、
シャアのナイチンゲール(※5)
ネオ・ジオン軍の援軍としてかけつけたのである。

(※5)映画では、終始一貫して、
シャアは、サザビーに搭乗するが、
小説では、終始一貫して、ナイチンゲールに搭乗している。


Zガンダムの量産型で、とび抜けた性能もないリ・ガズィ(※6)
最新鋭のニュータイプ専用機であるナイチンゲールに、
まともに、対抗できるはずもなく、アムロは、圧倒されるのみであった。

(※6)小説によると、Zガンダムの量産型とはいえ、
リ・ガズィは、操縦は複雑なので、一部のエリートにしか配備されず、
バックウェポン・システムも、対戦艦での有効性を発揮できる様に
設計されたものであるらしい。 
小説では、もともと、とびぬけた性能をもっていないMSなのに、
バックウェポン・システムを装着すると、
機動性が落ちるなど、ロンド・ベルでは、評価はいまいちで、
ケーラ・スゥは、アムロに、リ・ガズィ一機で、前にでるのは止める様に
言っていた。


しかも、戦闘中に、ダメージを与えたはずの
サイコ・ドーガも攻撃をしかけてきたが、
どうにか、もてる武器で、サイコ・ドーガを行動不能にする。

シャアは、グラーブを助け出すと、
サイコ・ドーガを、そのままに、あっさりと引き揚げた。

リ・ガズィも使い物にならない程、損傷しながらも、
アムロは、サイコ・ドーガを捕獲して、ラー・カイラムに帰投した。

サイド2のコロニーレーザーに、
フィフス・ルナの地球落下阻止の
一縷の望みをたくすも、

サイド2に潜入していたネオ・ジオン軍のスパイにより、
コロニーレーザーは使用できず、
ロンド・ベルは、フィフス・ルナを地球へ落下するのを
阻止できなかった。

しかし、シャアの地球寒冷化作戦は、これで終わりではなかった。

シャアは、メスタ・メスア(※7)に陽動作戦をにしかけさせる。

作戦の為の重要な一手を打つために、
ロンデニオンへ向かうことを、ロンド・ベルに
悟られないことが目的の作戦だった。

(※7)映画で言うところの、ナナイ・ミゲルにあたるキャラだと思う。
小説のキャラクターのデータベースをみると、実際の年齢は、わからないが、
みためは、ナナイよりも、少々、若くみえて、ガンダムのキャラでは、
珍しく、前髪で片目がかくれている。


ネオ・ジオン軍の攻撃に対して迎撃にむかうロンド・ベル
しかし、リ・ガズィが使えないので、アムロはジェガン(※8)
迎撃にむかう。

(※8)最新型の連邦軍の量産型MSで、非常にバランスがとれた
機体であるが、アムロからすれば、ネオ・ジオン軍と戦うには、
非力なMSであるらしい。 
映画では、アムロがジェガンに乗って戦うシーンはない。
そのあたりも、考えてみると、主人公が量産型MSに乗って
戦う貴重なシーンだと言えなくない


レズン・シュナイダー率いるギラ・ドーガ小隊に、苦戦させられ、
後退もさせられるアムロだったが、
戦闘区域に、民間シャトルが紛れ込んだこと
そもそも、ネオ・ジオン軍からすれば、陽動なので、
ネオ・ジオン軍が、あっさりと引き揚げることで、ピンチを脱する。

民間シャトルの乗客の中には、
連邦軍参謀次官のアナデウアー・パラヤ
その一人娘であるクェス・パラヤ(※9)
ブライトの息子、ハサウェイ・ノアが乗っていた。

(※9)映画では、非対称のツインテールの髪型をしていたが、
小説では、何と形容したらいいのかわからないが、昔流行った様な
髪型をしている。


戦闘後、アムロは、ララア・スンの夢(※10)をみていた。

ララァが、アムロに語る
シャアは純粋だと

(※10)映画でも、アムロはララァの夢をみている
いや、夢の中で、ララァの魂と語っていると言った方が
正しいのかもしれない。
映画でも小説でもララァがアムロに語りかけることは、
概ね一緒だが、映画と違い、小説では、ララァは、アムロに
自分が生きている間、アムロとシャアの間で、浮いているだけだった
その辛さは、アムロにはわからないだろうと、
アムロを詰っているともとれる様なことも言っている。


夢からさめたアムロに、待ちに待った

νガンダム(※11)とファンネルを

ベルトーチカが、アナハイムの技術者と共に、
月のフォン・ブラウン工場から
ロンド・ベルへ届けにきてくれた。

(※11)映画でも小説でも、
アムロはνガンダムに乗って戦うが、
小説にでてくるνガンダムの形状は、Hi-νガンダムと
同じ形状をしている。


アムロは、その場にいなかったが、
ベルトーチカは、
アムロに会う為に、モビルスーツ・デッキに降りてきた
クェスから問われる。

アムロの子供を妊娠しているのではないかと

メスタに陽動作戦をしかけさせている間に、
シャアは、隠密でロンデニオンに、はいることができた。

(もともとロンド・ベルの
予定の針路だったということもあるが、)

それから、間もなくして、ロンド・ベルも、
アナデウアー・パラヤと共に、ロンデニオンへ入った。

アムロは、νガンダムのファンネルの操作を
より確実なものにしたい為に、捕獲したサイコ・ドーガの
サイコフレームの一部を、νガンダムに取り付けた(※12)

(※12)うろ覚えだけど、映画では、νガンダムは、
アムロが、自分で、月へとりいった。
サイコフレームも、シャアが、わざとリークした情報によって、
νガンダムに取り付けたことになっている。


その後、アムロは、再びララァの夢で、うなされた。

目が覚めたアムロは、ララァが、
シャアは、純粋だと言った意味

シャアが、なぜ、
サイコ・ドーガをそのままにして、
あっさりと引きあげた理由を

夢でうなされて、かいた汗を拭いてくれるベルトーチカに語る。

その理由は、互角のモビルスーツで、自分に勝ちたい為だ。

地球寒冷化作戦は、
自分と雌雄を決する際の、ついでの作戦に過ぎない。

地球にいる人類の粛清を、かけてまで、
自分と勝負して勝ちたいからだと

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