『バイオハザード』と『のびハザ』を思い出す その6

5月27日

(6)『BIOHZARD』における扉を開ける手段

PS1の『BIOHZARD』シリーズや
『BIOHZARD OUTBREAK』シリーズでは、

鍵のかかった扉が、数多く登場する。
バイオハザードが発生した場所から、脱出するには、
それらの扉を開けなければならない。

その際、オーソドックスな手段と言えば、
鍵で扉をあけることだと思う
もっとも、扉ごとに、
使用できる鍵というのが決まっていて、
その入手できるまでの過程も、

イジワルじゃないかと思えるぐらい、
大抵は、一筋縄でいかない

どうにか入手できたとしても、すぐには使用できない場合等が
多いので、オーソドックスな手段だが、
完全に有効な手段とは、いいきれない場合もある。

また、『BIOHZARD OUTBREAK』シリーズでは、
難易度にもよるが、扉を開けるための鍵を
入手できない場合もある。

その際に、扉を開ける方法といえば、
パーソナルアイテムで鍵を開けるか、
体当たりか所持している武器で扉の鍵を破壊するかである。

パーソナルアイテムで鍵を開ける場合といえば、
『BIOHZARD OUTBREAK』シリーズの8人の主人公の1人、
ラクーンシティの新聞記者である
アリッサ・アッシュクロフトのピッキングツールで鍵を開ける

つまりは、
鍵穴の形状にあったピックを使って鍵を開けるという方法である
(なぜ、新聞記者が、そんなツールを、持っている必要があるのか
疑問に思うところがあるが、よく言えば、
情報収集の為に、やむを得ないのだろう)

この方法だと、場合にもよるが、鍵を探す手間も省けて、
武器等で、扉の鍵を破壊するよりかは時間を短縮できる。

だが、アリッサ以外の7人の主人公は、ピッキングツールなど
使用できないので、体当たりか所持している武器で
扉の鍵を破壊することになる。

ただ、この手段は、簡単なようで、簡単ではない。
なぜなら、難易度が高い場合、
扉の鍵を破壊する為に、ハンドガンの弾を10発以上
使用しなければ、ならない場合もある。

また、扉の鍵を破壊している最中に、
クリーチャーの襲撃もある場合もあるので、
難易度が、より高くなるというわけである。

◎Escape teenager

※本来ならば、
「のび太のバイオハザード」(以下「のびハザ」)として、
イラスト及び記事(まぁ、記事といっても、大層なものではなく、
最初の「のびハザ」のストーリーの概要を小説の様に、
述べるだけですが)をブログに掲載する予定だったのですが、

『ドラえもん』の発行元である小学館により、
You Tubeよりのびハザの動画が削除されたことを考慮して、
タイトルを変更して、キャラクターの名前とデザインを
もじっています。

(但し、便宜上、記事の注釈では、
キャラクターの名前等は、そのままにしています)

自分の画力等を考慮してクリーチャーのデザイン等も
変更しています。

他にも色々と加味して変更していますが、
最初の「のびハザ」は、こんなストーリーだったかなと
思い出していただければ、幸いです。

尚、ストーリーの概要を述べるといっても、
かなり、うろ覚えな部分もあるので、
他の「のびハザ」の派生作品と内容が混ざってしまう可能性も
あれば、細かい部分で間違っている可能性もありますので、
ご了承ください。


画像


(6)レモネード・ヤスの特攻

カメレオンと同様の忍耐力と

通常の生物では、あり得ない様な
驚異の耐久力で、

ノビーダの攻撃に、耐え抜き、
動きをふうじるほどのダメージを与えた。

あとは、獲物をくらうだけだと言わんばかりに、

クリーチャーC型は、
体をノビーダに向けはじめる。

だが、カメレオンと同様、
地上での活動は、あまり得意ではないらしく、
動作が、緩慢というより、ぎこちない。

体の向きを変えてしまうまでに、
動かねば、距離をとらねば、バケモノにくわれてしまう。

どうにかして抗わねばならない。

どうにかして動かねばならない。

しかし、頭では、危険を回避せねばと思っても、
右わき腹へのダメージと
ショットガンを構えることもできない疲労で、
ノビーダは、動くこともできない。

死にたくないと、必死に思っても、火事場の馬鹿力もでない。

もはやこれまでなのかと思い始めた
その瞬間だった。

「ノビーダァァァ!!」
聞き覚えがある大声と、廊下にでる扉が、轟音と共に、
部屋側に倒れる音がノビーダの耳に、響いた。

ノビーダは、音が響いた方に、どうにかして顔を向けた。

ヤスだった。
ネオン同様、どこで調達したのだろうか

グレネードランチャーを構えていた。

扉も、グレネードランチャーで壊したのだろう。

クリーチャーC型は、ノビーダに向けはじめていた
体の向きをヤスの方へ向けはじめた。

本能的に、ノビーダよりも、
先にヤスを始末することにしたのだろう。

だが、クリーチャーC型のぎこちない動きよりも、

(病み上がりなのだろうが)
ヤスが、敵との間合いをつめて、
グレネードランチャーの射程圏内に、
敵を捉えはじめるほうが、はやい。

「くらいぃぃぃ」
ヤスが、完全に敵を捉える。

「やがれぇぇぇー!!!」
グレネードランチャーから弾が発射された。

画像


クリーチャーC型が、体の向きを変えると同時に、

弾が、クリーチャーC型に、着弾する

それと同時に、弾から爆炎が発せられ、
燃え広がり、
クリーチャーC型は吠えながら、ひるんで、よろめいた。

火炎弾とよばれる弾が、みごとに命中したのである。

体の炎を振り払えずに、攻撃ができない敵へ
続けて、ヤスはグレネードランチャーを放つ。

続いての弾は、着弾と同時に、いくつかに拡散して
爆発するタイプ

いわゆるグレネード弾とよばれる弾だ。

クリーチャーC型の様な大型の敵には、
大いに有効であるらしく、拡散した弾は敵に全て命中して
爆発したのである。

敵にとっては、まさに泣きっ面に蜂だ。
全身から焦げる臭いと煙をあげながら、
クリーチャーC型は、大きくよろめく

ヤスは、続けてグレネードランチャーを放つ準備にはいる。

本来ならば、連射という機能においては、
ハンドガンやショットガンにくらべると、
かなり遅いといわざるを得ないグレネードランチャーだが、

もともと地上で動くことが得意ではないうえに、
火炎弾による炎で、攻撃できずにいる
クリーチャーC型には、そんな連射も有効だった。

単なる学生が、一体どこでおぼえたのかと思える程、
みごとなヤスのグレネード弾の連射をみるノビーダの脳裏に、

アイツは、レモネード・ヤスより、
グレネード・ヤスという異名が合っているかも

そんなノイズみたいな思いが、脳裏に、一瞬走った後、

ヤスよ、頼むから、頼むから、
どうにか、あのバケモノを倒してくれ

そんな思いが、ノビーダの脳裏に強く走る。

だが、そんな脳裏に強く走る思いと同時に、
ある2つの思いが、並走せざるを得なくなっている。

使用している武器の性質上、
止むを得ないのだろうが、
ヤスは、敵の真正面にいるうえに、
敵との距離が短いのではないか。

グレネード弾の連発をくらっている

クリーチャーC型は、大きくよろめいているが、
決して倒れていない この連発も、
クリーチャーC型の耐久力の前には、
許容範囲にすぎないのではないか

ノビーダは、ヤスにポジションをずらしつつ、
攻撃をしてくれと

あらん限りの気力で、言おうとした時だった。

「チッ、た、弾ぎれかよ!」
ヤスのグレネードランチャーの連発が
止まってしまったのだ

ダメージでよろめいていたクリーチャーC型が
体勢をたてなおす。

体中が焼け焦げているのに、死んでいないのだ。

最初の一撃で、まとわりついていた炎も消えている。

通常の、あらゆる大型獣でも、簡単に即死してしまうだろう
グレネード弾の連発すらも耐え抜いたのだ。

さらに、一体どこに、そんな力があるのか
ぎこちない動きながらも、ヤスとの間合いを一気につめる。

ヤスはグレネードランチャーを放り投げるが、
逃げなかった。

相手との距離が短いとはいえ、敵は地上での動きがぎこちない。
横にジャンプでもすれば、かわせるはずなのに、
かわそうとしない。

なぜ、かわそうとしない なぜ逃げない。

ノビーダには、ヤスの行動の意味がわからない。

行動の意味も推察する間もなく、
ヤスは、クリーチャーC型に、頭から食べられた。

クラスメートが、クリーチャーに食べられる場面に対する
恐怖にノビーダは、腹の中から何かがこみあげる様な感覚に
おちいりそうになる瞬間、

理科室全体を揺るがす様な大きな爆発音と共に、

大量の肉片と血が、
破裂した巨大な水風船の如く飛び散った。

何が起きたのか
ノビーダは、状況が全く把握できなかった。

だが、爆発で、大量の血を流しながら、
体中の色々なパーツが
破壊されて死んでいるクリーチャーC型をみた時に理解した。

何をどうやったのかは、わからない
わからないが、

ヤスは、食べられる瞬間、自爆したことで、
クリーチャーC型を道連れにしたのだ。

「アイツ、最初から死ぬ気で・・・!?」


自分を救おうと、クリーチャーに攻撃したことはわかる。
だが、なぜ、自爆までする必要がどこにあるのだ。

「どうして、どうして、僕なんかの為に・・・」

理由を、本人に、直接問い質したくてしかたがない

だが、ヤスは、この世にはいないのだ。

「ヤスゥゥゥー!!!」
はじめて、ノビーダは、ヤスの名をあらん限りの声で、叫んだ。

ノビーダは、右のわき腹のあたりを押さえながら、

よろよろとヤスが放り投げたグレネードランチャーに近づき、
拾い上げる。

よくみると、
グレネードランチャーの銃身に、テープで、貼りつけられた
妙な封筒みたいなもの、

もう一度、よくみれば、
封筒みたいなものではなくて、
はがきよりも、少し大きめの封筒だ。

それが、何なのか、ヤスの死で
予想はついていたが、

それを調べる余裕など微塵もなかった。

自分の全身が、強烈な悪寒に包まれている様な感覚、
周囲の空間が、ゆがんでいる様な感覚に
おそわれていたからだ。

疲労とダメージだけではない。
ヤスの場合と同じ様に、自分の体にも
クリーチャーC型の毒がまわりはじめていることを
ノビーダは直感した。

だが、毒をまわっていようと、死んだヤスの為にも、
ここで、倒れるわけにはいかない。

ノビーダは、気力と体力をふりしぼって、
何とか廊下にでたが、そこまでだった。

ノビーダは毒に耐えきれず、廊下に座り込んでしまった。

ヤスが、自分の命と、ひきかえにしてまで、
助けてくれたのに、ここで死んでしまうのか

無念だと思うノビーダの耳に足音が聞こえる
ゾンビの足音ではない 生きている人間の足音だ。

ノビーダは、足音がする方に、顔を向ける。

セイナだった。

先程の戦いの音でも聞いたのだろうか
相談室にいるはずのセイナが、なぜか廊下を歩いている。

セイナがノビーダに気づいて、駆け寄ってくれた。

セイナは、ノビーダから的確にノビーダから状態を
聞きだすと、保健室へヤスに使用した血清を
取りに行くと言って、保健室へ走り出した。

もはや女の子一人では、危険だと言える体力も気力も
ノビーダにはない。

セイナに、かけるしかなかった。

半ば意識がなくなりかけているノビーダに、
どれくらいの時間が経過したのかは、わからなかった。

時間が経過していくうちに、意識がなくなり、
仰向けに倒れしまったこともわからない。

だが、時間が経過した後、
自分の意識が正常に戻りつつあることを
感じはじめた時は、自分が助かったのだという喜びが
ひろがりはじめる。

仰向けになっている自分の傍には、セイナがいた。

上体を起こしつつ、自分の体を確認する。

右のわき腹辺りは、包帯がまかれている。

どうやら、無事に、
セイナが保健室から血清を入手して、
手当てをしてくれたのだとノビーダは直感した。

起き上がりつつ、ノビーダは礼を言った。

私は仲間を助けたかっただけですと言ってくれる
セイナの言葉に、何か訳のわからないぐらい、
有頂天になりそうだったが、

セイナの次の言葉が、
自分は、未だクリーチャーの巣窟にいるという現実に引き戻す。

探索に加わらず、保健室から出たくないと言っていた
あの神経質そうな中年の男性が、保健室で、
クリーチャーに襲撃されて命を落としていたらしい。

どうやら、その際に、
セイナもクリーチャーに遭遇したのだろう

セイナは、気丈に話してくれてはいるが、
その表情には、どことなく恐怖による疲れがみえる。

ノビーダも、ヤスが自分をかばって命を落としたことを
セイナに伝えた

しばらく体を休めてから、ノビーダは単独の探索を再開した。

あの様なクリーチャーが出現した以上、
もはや、何組にわかれて探索などと悠長なことは言わずに、
7人全員で探索するほうが正しいのだろう。

だが、一刻も早く、脱出するべきだという思いが、

ヤスの死で、強迫観念レベルに達するぐらい
ノビーダやセイナの中で、強くなっていたのだろう。

体を休めている間に、ノビーダは、
グレネードランチャーの銃身に、テープで貼りつけられた
封筒を開けた。

封筒の中には、手紙が入っていた。

ノビーダの予想通り、その内容はヤスの遺言(※1)だった。

(※1)うろ覚えだが、最初の「のびハザ」では、
バイオゲラスを倒した直後に、のび太は安雄の遺書を読む 
それから間もなくして、バイオゲラスの毒に倒れてしまうが、
聖奈に助けられるといった流れになっている。


ヤスの遺言の内容は、簡単に言えば、
自分に代わり、このグレネードランチャーを使用して、
この街から脱出してほしい。

また、この学校に、
ケブラースーツと体力増強剤を隠しているので、
それらを街からの脱出に役立てて欲しいとのことだ。

同じクラスの人間で、

大事な野球仲間だった男の遺書を読みおえたノビーダ

そんな男の死に対して、
涙を流して悲しむべきなのだろうが、

ノビーダは、悲痛な表情には、なっていなかった。
涙も流していなかった。

この時、傍にセイナがいたので、
男が疲れている女の子の前で、
悲痛な表情や涙をみせるのは恥ずかしいという思いがあったのか。

それとも、ヤスが死んだということを、
頭では、わかっていても、
まだ完全に呑みこめなかったのか。

それは、ノビーダにはわからなかっただろう。

「ありがとう、ヤス・・・」

確かなことは、他の仲間達と一緒に
必ず脱出してやるぞという決意が
ノビーダの中で、みなぎっていたということだ。

ノビーダは、単独での探索を再開すると、
早速、ヤスの遺書にしたがい、
ケブラースーツと体力増強剤を入手した。

ケブラースーツを身につけたノビーダは
体力増強剤を手にとってみる。

体力増強剤、
いわゆるドーピングに使用される薬の一種なのだろう。

通常ならば、副作用が、大いに気になるところなのだが、

ノビーダは、全く躊躇うこともなく、
体力増強剤を使用した。

カプセルが胃の中で溶けると同時に、

ノビーダは、
さらなる体力と力が、みなぎってくるのを感じた。

校内の探索は、あらかた終了していたノビーダは、

探索するエリアを学校の裏山に変更することにしたのである。

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