『バイオハザード』と『のびハザ』を思い出す その8

6月17日

(8)『BIOHZARD』における「FILE」の存在

PS1の『BIOHZARD』シリーズ及び
『BIOHZARD OUTBREAK』シリーズでは、
様々なFILEを入手する。

一度クリアーしてしまえば、
ほとんど、みることはないであろうFILEだが、

それらのFILEには、カラクリを解く為に必要であるFILE、

また、クリアーには、直接関係はないが、
『BIOHZARD』の物語の背景や雰囲気をプレイヤーに
深く知ってもらって、物語のリアリティーを増すのに、
役立っているだろうと思われるFILEもある。

すなわち、これらのFILEはクリアーに関係なく、
『BIOHZARD』という舞台を、よく映えさせる
とても重要なファクターなのだと思われる。

『BIOHZARD OUTBREAK FILE 2』になると、
FILEの重要度は、より増していたと思う。

PS1の『BIOHZARD』シリーズでは、
FILEを、みなくてもカラクリを解いてゲームを進められるが、

『BIOHZARD OUTBREAK FILE 2』は、
一度クリアーしたとかは、関係なく、
必ずFILEをみなければ、カラクリを解いてゲームを
進めることはできない。

ただ、『BIOHZARD OUTBREAK』シリーズでは、
PS1の『BIOHZARD』シリーズと違い、FILEを確認中でも、
クリーチャーが襲撃してくるのである。

まさに、時と場所を考えないと、
たちまちゲームオーバーにもなりかねない。

単純にFILEを確認するだけでも、
なかなか難しいのである。

◎Escape teenager

※本来ならば、
「のび太のバイオハザード」(以下「のびハザ」)として、
イラスト及び記事(まぁ、記事といっても、大層なものではなく、
最初の「のびハザ」のストーリーの概要を小説の様に、
述べるだけですが)をブログに掲載する予定だったのですが、

『ドラえもん』の発行元である小学館により、
You Tubeよりのびハザの動画が削除されたことを考慮して、
タイトルを変更して、キャラクターの名前とデザインを
もじっています。

(但し、便宜上、記事の注釈では、
キャラクターの名前等は、そのままにしています)

自分の画力等を考慮してクリーチャーのデザイン等も
変更しています。

他にも色々と加味して変更していますが、
最初の「のびハザ」は、こんなストーリーだったかなと
思い出していただければ、幸いです。

尚、ストーリーの概要を述べるといっても、
かなり、うろ覚えな部分もあるので、
他の「のびハザ」の派生作品と内容が混ざってしまう可能性も
あれば、細かい部分で間違っている可能性もありますので、
ご了承ください。


画像


(8)ジャンプの疑問

ジャンプによって、グリップは倒された。

早速、タロウを探そうとしたノビーダにジャンプは言った。

俺がケンジの遺体を片付ける。 
体を上下にひきちぎれた様な遺体は、
タロウの様な子供には酷だからだと、

典型的な傍若無人で、
こんなバイオハザードが発生している様な状況下で、
銃の自慢をしている様な男のセリフとは、到底思えなかったが、
ノビーダは、ジャンプの意図を察した。

ノビーダが考えていた通り、
タロウは大広間の近くの部屋にいた。
とくにケガをしている様子もない。

こんな状況下でも、泣かずにいる気丈で健気な子供に、
最期まで護ってくれた男の死を伝えるのは、どうにも辛いが、
ノビーダは、タロウにケンジの死を伝えた。

こんな状況下で、泣くわけにはいかないと
子供なりに考えていたのか

それとも、ケンジの死を、すぐには認識できていないのかは、
わからないが、タロウは泣くことはなかった。

しばらく時間が経ってから、ノビーダはタロウを
大広間に連れていった。

既にケンジの遺体は片付けられていた。

また、日頃のジャンプならば、到底しない行動だと思われるが、

何と、ジャンプは、タロウを
自分の探索チームにいれることにしたのである。

まがりなりにも、こんな男にも、ガキ大将としての器量が、
きちんと備わっているということなのだろうか

ジャンプのチームの相棒であるシーズンの姿がなかったが、
ケンジの死という衝撃で、思考が飽和状態になっているノビーダは
そのことに気づかなかった。

ジャンプ達との別れ際、ジャンプは、ノビーダに、
ノビーダが今まで考えもしなかった疑問を言った。

このクリーチャー達は、どの様にして棲みついたのかと

ノビーダに答えられるはずのない疑問だったが、
ジャンプ達と、わかれた後も、やはり気になる疑問だった。

ジャンプが言う
このクリーチャー達とは、あの3匹のグリップのことだろう。

いや、グリップだけではない、あのクリーチャーC型にも
当てはまる疑問だ。

あのクリーチャー達は、あらゆる面で、ゾンビ達とは全く異なる

地球上の生物を連想させるが、地球上にはいない生物だと
確証はないが、ノビーダは直感している。

あんなクリーチャー達が、いつ頃、
どうやって棲みついたのかは、わからないが、
少なくとも、自分達がバカンスに行く前から棲みついていたとは
ノビーダには、どうしても思えなかった。

あんなクリーチャー達が、以前から棲みつけば、
街で、いや、全国レベルで、ニュースになっていて、
警察や猟友会が、必ず出てくるはずだからだ。

ノビーダが、ジャンプの疑問について考えながら、
旅館の廊下を歩いている時だった。

聞き覚えのある発砲の音が聞こえた。

(Air cannon!? ま、まさか!?)
ノビーダは、音がした方へ走った。

攻撃をくらって倒れている昆虫の様なクリーチャーと
Air cannonを装備しているドラだみょんがいた。

「今まで、何をしていたの!」

文句を言いつつも、
ノビーダは、喜んで、ドラだみょんに駆け寄る。

これで、ドラだみょんのサポートアイテムの一つ、
「Any where door」があれば、脱出ルートを
探すなんてことをしなくても、一気に街から脱出できるのだ。

この時のノビーダにはドラだみょんは、
とてもありがたい親友、いや救世主だったと思う。

だが、この救世主は、
ノビーダにとって、とんでもないことを言った。

簡単に言うと、この旅館に、たどり着くまでに、
クリーチャー達の攻撃で、

サポートアイテムが収納されている
「Fourth dimension pocket」が、
オシャカになったらしい。

それは同時に、
ドラだみょんが、装備しているAir cannonをのぞけば、
サポートアイテムは、一切使えないことを意味していた。

つまり、脱出ルートを探す以外、生き残る術がないのだ。

あまりにも、衝撃が大きい事態に、
落胆するノビーダに対して、ドラだみょんは、淡々とした様子で、
もう一度学校を探索して欲しいと依頼してきた。

何か妙に納得できないものを感じながらも、
ノビーダは、その依頼を引き受けた。

旅館の探索で、おそらく学校で使用するだろう
アイテムも、みつけたので、学校に戻ろうと
思っていたからだ。

ノビーダは学校へ戻った。

廊下を歩いていると、女のゾンビに遭遇した。
早速、お出迎えかと思いつつ、ノビーダはハンドガンを構える。

その時、女のゾンビの背後から、妙な足音が聞こえた。
生きている人間の足音ではない、
クリーチャーの足音だ あのグリップより素早い

同時に、理科室で、旅館の大広間で、
感じ取った気配と同じ気配をノビーダは感じ取っていた。

妙に甲高い鳥の様な雄叫びが聞こえた瞬間、女のゾンビの頭が、
きれいに宙を舞った。

女のゾンビは倒れ、クリーチャーが姿を現した。

このクリーチャーも
クリーチャーC型やグリップと同じタイプのクリーチャーだと
ノビーダが直感した。

だが、クリーチャーC型とグリップと違い、
大きさは、成人男性より、少し小さい。

どうやら、人間同様、2足歩行で動く様だが、

人間とは違い、緑色の硬い鱗の様なものを体に、まとっている

両手の爪で攻撃するみたいだが、
刃物の様な鋭さをもつ爪だ。

そんな両手の爪で、
とりわけ中指とその爪が異様だった。

他の指よりも、一回り大きく、
まるで、爪と中指が、一体化して、
一つの強力で刃と化している様な感じだった。

このクリーチャーの顔は、恐竜みたいな顔しているが、
正確に言えば、恐竜と人間の顔を足して2で割った様な顔だった。

まるで、地球上の生物ではなく、
ノビーダが、よくみる
お気に入りの特撮ヒーローものにでてくる
改造人間を連想させた。

新たに現れたクリーチャー、
便宜上、スケールと呼ぶことにするが、

再び、雄叫びをあげて、高速といっても言い様なスピードで
ノビーダに近づこうとしたが、近づけなかった

スケールが、雄叫びをあげおわる瞬間、ノビーダが
ハンドガンを連射したからだ。

はじめてみる敵だから、耐久力はわからない
それならば、ショットガンやグレネードランチャーを
使用したほうがいいのではと思ったが、

他の武器に変えて構える間に、高速で近づかれ、
先ほどの女のゾンビと、同じ結末になっていたはずだ。

体力増強剤のおかげなのだろう。

武器の重量を、全く気にすることがなくなった分だけ、
自分の射撃の精度が、上がっているという確かな手応えもあった。

ハンドガンの攻撃力でも、敵の急所と思われる部分に、
寸分違わず正確にヒットさせれば、十分に倒せる(※1)

(※1)全くの余談だが、「のびハザID」では、
のび太は、ハンドガンマスターという特殊なスキルを
みにつけている。


ノビーダは、スケールの急所と思われる部分に寸分違わず
ハンドガンを連射した。

スケールの耐久力も、クリーチャーC型よりも、
大幅に劣っていたらしい。
十数発のハンドガンの連射で、倒れた。

敵が、完全に倒れたことを確認しながらも、
ノビーダは、ジャンプが言っていた疑問に対する答えが、
ぼんやりと、うかびはじめる

(学校を探索した時は、こんなクリーチャーなどいなかったのに、
学校に戻ると、出現していた。 これでは・・・!?)

ノビーダの耳に、女の悲鳴が聞こえた。

(セイナさん!?)
ノビーダは、全速力で駆ける

駆けながら、ネオンがゾンビに襲撃されたことを思い出す。

駆けながら、グレネードランチャーに、
火炎弾をリロードする。

セイナがいると思われる部屋の扉を勢いよく開ける

セイナがいた。
腰がぬけているのか
座り込み、顔は青ざめている。

セイナのすぐ近くに、スケールがいた。

「こっちだ! バケモノ! こっちへ来い!!」
ノビーダは、グレネードランチャーを構えながら
部屋の中に入っていく。

まずは、スケールをセイナから引き離さねばと思った。
ノビーダの言葉が通じたからなのかどうかはわからないが、
スケールは、雄叫びをあげて、高速で、ノビーダとの間合いをつめる。

ノビーダは、反動によるブレを防ぐ為にも、
全身の筋肉に最大限の力をいれる。

強力な刃とも言える爪による攻撃をしかけようとした瞬間、
ノビーダは、グレネードランチャー火炎弾を放った。

画像


射程距離では、ハンドガンやショットガンに劣ると
言わざるを得ないグレネードランチャーだが、
ある意味、敵が高速で間合いをつめてくれるので、
その点は心配なかった。

反動を最小限に抑えることで
火炎弾は、一種のカウンター攻撃として、
スケールにクリーンヒットした。

スケールは、炎に包まれながら倒れた。

ノビーダは、セイナに近づいた。
セイナは、どこもケガはしてはいなかった。

セイナが落ち着きをとりもどして、立ち上がるまで、
ノビーダは、そばにいることにした。

完全に落ち着きをとりもどして、立ち上がり、
礼を言ってくれるセイナに、
ノビーダは、どうかあきらめないでくれと言って、
セイナとわかれて、学校の探索を再開することにした。

いくら、体力増強剤で肉体を強化できても、
精神は容易く強化はできない。

バイオハザードで、
自覚があるとか、自覚がないとかは関係なく、
精神的に疲れている。

何より、2人とも、一刻も早く脱出したい欲求が大いにある。

ある意味、先程まで腰をぬかしていたであろう
女の子に対して、どうかあきらめないでくれと言いつつ、
単独で探索させている。

ある意味、めちゃくちゃ酷なことをしているかもしれないが、
お互い、その自覚がなかった。

ノビーダは、探索の途中で、コルトパイソンを入手できた。

学校で、ショットガンだけでなく、
コルトパイソンを入手したことに
どうしても違和感があるが、
使える武器がふえるのは、ありがたい。

さらに、探索を続けると、貯水管理室に、エレベーターをみつけた。

ノビーダが、学園に入学して以来、
今まで、みたことのないエレベーターだ。

エレベーターを調べると、どうやら地下につながっているらしい。

何やら、地下駐車場とかにでもつながっているのかと思いつつも、
ノビーダは、エレベーターを起動させて地下に降りる。

エレベーターは、地下駐車場などに、つながっていなかった。

何と、坑道の様な地下洞窟に、つながっていた。

学園のエレベーターで地下におりると、
洞窟につながっているという事態に、
ノビーダは、驚かざるを得ない。

ノビーダの通信機に、ジャンプからの通信がはいったので、
洞窟をみつけた旨を伝えると、
ジャンプも、後で合流するとのことだった

通信を終えると、洞窟の探索をはじめるノビーダ、
洞窟は、クリーチャーの巣窟、正確に言えば、
あのスケールの巣窟だった。

この洞窟を探索する前に、コルトパイソンを入手できたのは、
ノビーダにとって、まさに僥倖と言えた。

コルトパイソンは、威力ではグレネードランチャーを上回る

威力がある分、反動は大きいが、
連射機能と射程距離は、ハンドガンに匹敵する
コルトパイソンで、スケールを撃退しながら、
ノビーダは、探索を続ける。

洞窟の袋小路になっている路地で、
ノビーダは、生きているが、座り込んでいる
人間をみつけた。

その人間をみて、ノビーダは驚いた。

ノビーダのクラスメイトであるヤスの相棒的存在、
肥った体と優しい顔つきが特徴の男子学生である
パール(※2)だった

(※2)『ドラえもん』では、安雄と同じく、
「ああ、そんな奴いるな」と言われる程度のキャラ、はる夫

(かなりのうろ覚えだが、)
はる夫も、最初の「のびハザ」以外で「のびハザGⅡ」にも
登場していが、安雄とは違い、
プレイヤーキャラとして、登場することはなかった。


「ノ、ノビーダか・・・」
パールもノビーダに気付いた。

ノビーダは、座り込んでいるパールに駆け寄って、
さらに驚いた。

よくみると、まるで戦場から脱出してきたかの様に、
服は、破れて泥だらけ、体中も傷だらけだ。

そのうえ、両足の太腿が傷ついていて、血を流している。 

両足の太腿の傷は、銃創だ。

つまり、クリーチャーではなく、誰かに撃たれたのだ。

「ノビーダ、こ、この・・・」
何があったと訊ねようとするノビーダに、
パールは、呼吸は荒く、脂汗を流しながらも、語りだす。

「こ、このバイオハザードは、
ナンカアンブレラッポイの仕業だ・・・」

「ナンカアンブレラッポイ・・・
あの国際的規模の製薬会社のことか!?」
落ちこぼれ学生のノビーダでも、その名前はよく知っている。

画像


世界中に支社をもっている
何か傘の様なマークが特徴の
様々な新薬を開発することで、
人々の健康の庇護を掌る会社とさえ謳われた製薬会社だ。

だが、なぜ、そんな製薬会社がバイオハザードを起こすのか

「ノ、ノビーダ、お、俺達の中に、う、裏切り者がいる」
パールは、ノビーダにとって、
あまりにも、衝撃的すぎることを言った。

「う、裏切り者!? い、一体、だ、誰だ!?」
ノビーダが、詰め寄ろうとした瞬間だった。

背後から発砲音が聞こえたと同時に、
パールの胸の辺りから血が飛び散り、パールの上体は、
路地に倒れ込んだ。

思わず、ノビーダは、振り返ると同時に、路地を走る。
狙撃者は、思った以上に逃げ足が素早い。
捕まえるどころか、姿を確認することもできなかった。

追うことをあきらめたノビーダは、パールに駆け寄る。

パールの胸の辺りに銃創ができている 即死だった。

パールは、単純に脱出するだけでなく、
この街のバイオハザードの原因まで調べていた。

故郷の街を、どうにかして護りたかったからなのか 

詳しい理由と経緯はわからないが、

自分の身の危険もかえりみずに、
こんなスケールの巣窟である地下洞窟まで、潜り込み、

このバイオハザードの首謀者だけでなく、

その裏切り者の存在まで、突き止めたのだ。

だが、真相に近づきすぎて、ナンカアンブレラッポイの人間、
いや、十中八九、その裏切り者に、射殺されてしまった。

みかけによらず、自分では到底マネできそうにない
並外れた行動力と責任感をもった男の死に、

敬意と哀悼の意をあらわした後、
ノビーダは探索を再開した。

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