『バイオハザード』と『のびハザ』を思い出す その9

6月24日

(9)『BIOHZARD』のクリーチャー その2

『BIOHZARD』及び『BIOHZARD OUTBREAK』シリーズに
登場するクリーチャー、ハンター

作られた実用型生物兵器で、
ゾンビの様に、知性も理性もないということはない
簡単な命令ならば、理解して遂行することもできる。

また、スピード、攻撃力、防御力、どれをとっても
ゾンビよりも、はるかに優れている。

それだけでも厄介なのだが、
一撃必殺の技も、持っている

さらに、『BIOHZARD OUTBREAK』シリーズでは、
ハンドガンとショットガンを破壊する技も、持っていた。

まさに、実用型生物兵器の名に違わぬクリーチャーだと思われる。

『BIOHZARD OUTBREAK』シリーズでは、

難易度が低い場合、一撃必殺の技が
あるので、いかに攻撃させないで倒すかという事を
(大げさな言い方だが)緊張しながら考えた。

また、難易度が高い場合、いかにして、ハンターと戦わないで、
逃げるかということを考えなければ、
到底クリアーなどできそうになかったので、

どうやって、そんなハンターを、
スペシャルアクション等を使用して、やり過ごすか
(これまた、大げさな言い方だが)
緊張しながら考えたものである。

その様に考えると、このハンターという敵は、
難易度に関係なく厄介な敵と言えるかもしれない。

◎Escape teenager

※本来ならば、
「のび太のバイオハザード」(以下「のびハザ」)として、
イラスト及び記事(まぁ、記事といっても、大層なものではなく、
最初の「のびハザ」のストーリーの概要を小説の様に、
述べるだけですが)をブログに掲載する予定だったのですが、

『ドラえもん』の発行元である小学館により、
You Tubeよりのびハザの動画が削除されたことを考慮して、
タイトルを変更して、キャラクターの名前とデザインを
もじっています。

(但し、便宜上、記事の注釈では、
キャラクターの名前等は、そのままにしています)

自分の画力等を考慮してクリーチャーのデザイン等も
変更しています。

他にも色々と加味して変更していますが、
最初の「のびハザ」は、こんなストーリーだったかなと
思い出していただければ、幸いです。

尚、ストーリーの概要を述べるといっても、
かなり、うろ覚えな部分もあるので、
他の「のびハザ」の派生作品と内容が混ざってしまう可能性も
あれば、細かい部分で間違っている可能性もありますので、
ご了承ください。


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(9)裏切り者との対峙

俺達の中に裏切り者がいる。

冒険活劇よろしく、転がる岩から、必死で逃げている時も、

転がった岩が、路地をふさいだので、

(学生なので当然、発破などしたことないが、)
その岩を、どうにか爆破することができた時も、

パールが遺した言葉は、
ノビーダの頭から消えず、リフレインしていた。

理由は、簡単だった。 パールの口から、その言葉が出た時、
その裏切り者に該当するだろう人間を、
思い浮かべてしまったからだ

そうでなければ、パールに、
一体、裏切り者が誰だなどと聞きはしなかっただろう。

ノビーダが、思い浮かべてしまった人間は、シーズンだった。

ジャンプから聞いた、シーズンの行動には、
あまりにも違和感がある。

だからと言って、ジャンプが嘘をついているとは思えない。

いくらジャンプでも、
こんな状況下で嘘をつく様なマネをしないはずだ。

裏切り者、つまりは、このバイオハザードの首謀者である
ナンカアンブレラッポイと通じている。

パールの言葉から察するに、
経緯は知らないが、街の住人達は、
ナンカアンブレラッポイのせいで、ゾンビに成り果てた。

何をどうやったのかは知らないが、
あのクリーチャー達も、
ナンカアンブレラッポイが、送り込んだ。

ナンカアンブレラッポイと通じている人間ならば、
ゾンビやクリーチャーも、どういうものか、
事前に知っているので、特に恐れる必要もないだろう。

裏切り者がシーズンと考えれば、銃の扱いはともかく、
その行動にも、納得できる。

納得できるが、ノビーダは心情的に納得したくない。
自分の考えが間違いであってほしいと思う。

正直、パールを射殺した裏切り者に逃げられたばかりでなく、
その姿すらも確認できなかったのは、悔やまれた。

そんなことを思いながら探索を続けている時だった。

聞き覚えのある人の声が、聞こえた。

(こ、この声は!?)

裏切り者の存在を知ってしまったばかりだから
無意識にだが、裏切り者の存在を警戒しているのだろう

ノビーダは、声がするほうへ、忍び足で移動する。

物音をたてない様に動く。

半径十数メートルはある洞窟の一角で、

何やら、工事でもしていたのだろうか、
半径数メートルは、あろうかという大きな穴の近くで、
男が通信機で、何やら話している。

男が背中をむけているので、顔は確認できないが、
声と後ろ姿で、誰かはわかった。

(・・・エラスギか!?)

学園随一のエリート、度量、スポーツ、勉強等、
あらゆる面で、完璧な人間のエラスギが、

日頃のエラスギから全く想像できない

あくどい調子で、何やら回収しただの、証拠はのこらないだのと
誰かに報告している。

ノビーダは確信した。
裏切り者は、間違いなくコイツだと

エラスギに、気づかれぬように、ノビーダは近づく。
幸いにも、エラスギは全く気付かない。

エラスギが、ちょうど報告を終えた時を狙って、

ノビーダは、言った。
ナンカアンブレラッポイへの報告は済んだのかと

ビクッとしたエラスギは、振り向いた。

(コイツは、本当にエラスギなのか?)
振り向いたエラスギの顔をみたノビーダは、
日頃のエラスギとは、あまりに違う顔つき、

まるで別人、
しかも、典型的な悪党の顔つきなのだから、
その様に思わざるを得なかった。

パールが、言っていた裏切り者が、
このエラスギであることは疑う余地はない。

「何を言っているの? 僕はネオン君と話をしていただけだよ」
何やら、怒りと戸惑い、嘲りが、入り混じった様な表情で、
少々、オーバーなアクションも付け加えてエラスギは言った。

ノビーダがよく知るエラスギ、
はっきり言って、いけ好かないが、その度量と才能、人柄は、
認めざるを得ないほど優れているエラスギならば、

こんな、バレバレのごまかしでも、
うっかり信じていたかもしれない。

だが、あんな怪しい報告をしておいて、
しかも、コイツはバカだから、
こんな嘘でも十分だと嘲っているような表情では

例え、相手が、お人よしの落ちこぼれ学生でも通用しない。

パールを殺された恨み、
とりあえずシーズンじゃなかった喜び、
故郷にバイオハザードを発生させた一味に、
加担していたことへの義憤等、

あらゆる感情が混じって、わきあがるのを抑えられず、

「なぜ、お前が!」
わざわざ自分の通信機を取り出して、指差す

声も自然と大声になる。

ノビーダは裏切り者にビシッと言ってやらねば気がすまない。

「ネオンの通信機の周波数を知っている!
この通信機は、偶然拾ったものなのだぞ!」

エラスギの顔に、ほんのわずかの時間、
嗅ぎつかれたという大きいショックがうかびあがった。

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しかし、1秒にもみたない、ほんのわずか時間で、
エラスギは、憤怒に満ちた形相になった。

「いやはや・・・」
エラスギは、典型的な悪党の笑みをうかべて、
右の拳を強く握る。

だが、ノビーダは、感じ取っている。
コイツが笑みをうかべているが、怒りが
暴風の如く渦巻いている。

さしずめ、下等生物に、まんまと嗅ぎつけられたことに対する
ショックと怒りと言ったところか。

笑みをうかべて、拳を強く握るのは、
自分のショックや怒りを抑えるためのだろう。

「君みたいなクズが、ここまで嗅ぎつけるとはねぇ・・・」

憤怒と笑みが混じった
気の弱い子供なら簡単に泣き出すのではと思える様な
表情で、エラスギ(※1)は、はっきりと言った。

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(※1)『ドラえもん』では、ある意味、のび太の恋敵で、
絵に描いた様な優等生である出来杉君こと出来杉英才、

しかし、最初の「のびハザ」では、
とても分かりやすくて、典型的な

(あるゆっくり実況にもあった様に、
清々しさすら感じられる)敵役である。

出来杉は、他の「のびハザ」シリーズにも登場するが、

「のびハザGⅡ」の様に、
主人公と共闘するライバルの様な役割で登場するときもあれば、

「のびハザID」の様に、ベビーフェイスで登場する場合もある。


しかし、ノビーダはひるまない
コイツ、とうとう言いやがったなと思いつつ、
ノビーダも義憤をこめて言った。

パールを射殺した裏切り者とは、お前だなと

彼は、いろいろと知りすぎたからだと
エラスギは、認めた。

もっとも認めたところで、エラスギは、
観念などする気など微塵もない

ノビーダは、怒りのボルテージがあげながら問う

なぜ、バイオハザードを引き起こして、クリーチャーを
この街に送り込んだのかと

エラスギは、憤怒と笑みが混じった表情で、あっさりと答えた。

ナンカアンブレラッポイの作り上げた生物兵器たる
クリーチャーの戦闘データを取る為に、

この街と、この学園を、バイオハザードの舞台にした

街の警察では、とろくて、クリーチャーに到底太刀打ちできない。

つまりは、戦闘データはとれないので、

ノビーダやジャンプ、ネオン
並外れた能力で幾多の冒険を経た強者達を相手に、
戦闘データをとることにしたのだと、

ノビーダの怒りのボルテージは、さらにあがる。

当然だ。 

コイツ等は、データとやらを、とるためだけに、
何の罪のない街の住人を、ゾンビに成り果てさせたのだ。

コイツ等の、たかが戦闘データをとりたいという行動のせいで、
ヤスが、ケンジが、パールが命を落とす結果に、なったのだ。

「人の命をデータ扱いするな!」
ノビーダが激昂した時だった。

エラスギは、銃をぬいて発砲する。
単なる優等生とは到底思えない「抜き撃ち」のスキルだ。

ノビーダは、とっさに身を翻したので、
銃弾は、ノビーダの左頬をかすっただけだが、
思わず膝を地につけた。

「射撃が得意といっても、
所詮、クズはクズ、エリートには到底かなわない」
エラスギは、殺意をみなぎらせ、ノビーダに銃口をむける。

まさに、ノビーダの最大の危機だ。

エラスギが銃の引き金をひこうとした時だった。

ノビーダは、また気配を感じ取った。
理科室で、旅館の大広間で、再度探索した学校の廊下で、
感じ取ったクリーチャーの気配だ。

エラスギの背後、数メートルの位置から、
あのクリーチャーC型と同じ様な大きさのクモが出現したのだ。

エラスギは、銃口を巨大なクモに向ける。

ノビーダは、体勢をたてなおす。

エラスギが、引き金を引くよりもはやく、
巨大なクモが、口から吐いた大量の糸が、
エラスギの全身を包みこむかの様に、まとわりついた。

巨大なクモの吐いた糸でエラスギは、まともに動きがとれず、
よろよろと、後退してしまい、踏み外して、
大きな穴に転落してしまった。

そのまま、巨大なクモはノビーダに襲いかかる。
ノビーダは、グレネードランチャーに
火炎弾をリロードしながら距離をとる。

巨大なクモのスピードは、速いことは速いが、
グリップやスケールには、
遠く及ばない。

しかし、巨大なクモの吐く糸のスピードは、
ハンドガンの弾丸のスピードに近いものがあった。

巨大なクモの吐いた大量の糸をかわそうとしたノビーダだったが、
間に合わず、全身に、巨大なクモの大量の糸が
まとわりつく。

巨大なクモの糸は、ノビーダの想像以上に、
強度があって動きを制限させる。

このままでは距離があっても、敵の動きがおそくても、
間合いをつめられてしまうのは、時間の問題だ。

ノビーダは、全身の筋肉に最大限の力をいれながら、
近づこうとする巨大なクモとの距離をとろうとする。

巨大なクモの糸は、想像以上の強度があるが、
決して、人間の力で、ひきちぎれないということはなかった。

ノビーダは最大限の力で、足を動かすことで足に、
まとわりつく糸をひきちぎる。

最大限の力で、腕を、指を動かすことで、体にまとわりつく糸を
ノビーダはひきちぎっていく。

体力増強剤で、以前よりも体力が大幅にアップしたとはいえ、
全身に、最大限の力をいれて動くなど、
せいぜい1分程度しかできないが、

ほとんど動きの制限はなくなった。

息があがっているが、
ノビーダは、巨大なクモに間合いをつめられてしまう前に、
火炎弾を放つことができた。

全身が炎につつまれ、巨大なクモはひるんでしまう。
その隙に、ノビーダは、グレネード弾をリロードして放つ

グレネード弾は、もののみごとに敵に命中する。

巨大なクモが、ますますひるんでしまっている間に、
ノビーダは、グレネード弾をリロードして放つ。

かつて、ヤスがクリーチャーC型に使った技、
グレネードランチャーの連発である。

さすがは、射撃の天才というべきか。
ノビーダは、ヤス(※2)の技を、すっかりモノにしていたのだ。

(※2)全くの余談で、うろ覚えになるが、
「のびハザGⅡ」における後日談として、
安雄は、傭兵となり、「グレネード安雄」の異名で
戦地を渡り歩くらしい。 その後、何を思ったのか
安雄は出家する その行動に、のび太は、アイツは
何をめざしているか、わからないと思ったらしい。


グレネードランチャーの連発で、巨大なクモは倒れた。

敵が完全に倒れたのを確認した後、
ノビーダは、大きな穴を確認する。

底が確認できない穴の深さは、少なくとも100メートルはある

落ちたエラスギは、助かってはいまいとノビーダは判断した。

一旦、体力を回復させてから、
ノビーダは探索を再開することにした。

体力を回復させている間、ノビーダはエラスギについて
疑問に思っていた。

あれは、本当にエラスギだったのかと

あの「抜き撃ち」のスピードだけではない。
人が激昂した際にできる隙を狙う、
尋常のスキルでなかった。

まるで、どこかの特殊部隊の隊員だ。

ノビーダが知っているエラスギが、
あんなスキルを持っているとは、聞いたことがない。

何よりも、あのエラスギの言動は、
ノビーダが知っているエラスギとは、
あまりにも、かけ離れている。

実は、偽者なのではと思ったが、思い返してみても、
あれは、間違いなく本物だとノビーダは思っている。

ジャンプが言っていた様に、
人はみかけによらずというふうに、考えてもみた。

その様に考えれば、
あれが、エラスギの本性だということになるが、

あんな本性をもっていれば、

「エラスギ君って、日頃は優等生だけど、
裏に回れば、スゲェ悪い奴らしいぞ」と言った感じで、

必ず学園の噂になっていたはずだ。

だが、そんな噂など聞いたことはない。

何よりも、疑問に思うのは、なぜエラスギが、
バイオハザードを起こすような一味に、
加担しているのかということだ。

(まさか、アイツ、洗脳されて、改造手術なんか・・・
いや、いくら何でも、それはないか・・・)

結局、いくら考えても、ノビーダには答えがわからなかった。

ノビーダは、ふとジャンプが言っていた
シーズンの行動を思い出す。

クリーチャーを恐れず、銃の扱いに、とても詳しいシーズン

(あの巨大なクモが出現した時、
エラスギは、恐れている様子もなく、
銃口を向けていた・・・

まさか・・・ やはり・・・ でも・・・)

体力を回復させたノビーダは、
立ち上がり、振り払うかのように頭を左右に振った。

洞窟の探索再開後、
ノビーダは、更に地下へ降りる入口をみつけた。

一旦、ジャンプ達と合流してから降りようと
ノビーダは思った。

だが、ジャンプは、タロウ、シーズンと行動している。

確かに、裏切り者であるエラスギは死んだにせよ、
まだ、ノビーダは、シーズンの行動に対する違和感を

どうしても拭いきれていない。

結局、ノビーダは、
単独で、みつけた入口から、
更に地下へ降りることにしたのである。

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