『バイオハザード』と『のびハザ』を思い出す その10

7月3日

(10)『BIOHZARD』の舞台 ラクーンシティ

PS1の『BIOHZARD』シリーズ及び
『BIOHZARD OUTBREAK』シリーズの主な舞台である
ラクーンシティ

ある意味、ゲームの難易度のせいで、どんな街なのかは、

あれこれ考えることなんて、できにくいと思うが、

『BIOHZARD OUTBREAK』シリーズをプレイしていれば、
かつては、どんな街だったかは、
具体的に、想像できるのではないかと思う。

ラクーンシティ、
普通の街の様に、酒場、ホテル、地下鉄等がある。
その辺は、普通の街と変わらない。

しかし、司法、経済等、あらゆる面で
巨大製薬会社に依存してしまっているからなのだろうか
地下に、研究施設があったりする。

また、思い返してみると、
そんな街だからというわけではないと思うが、

ラクーン大学は、単純に敷地が、広いだけではなく、
地上は3階、地下は4階まである。

地上の1階から3階までは、創立してから、かなりの年月を
経た由緒ある大学といった雰囲気が、
醸しだされている感じのだが、

大学の地下3階と地下4階は、そんな大学の雰囲気には
ある意味、似つかわしくないと言えるかもしれない。

まず、大学の地下3階には、
浄水施設、貯水管理室、貯水槽がある。

また、大学の地下4階は、
旧地下鉄の引込み線と排気塔の地下施設に、
つながっている。

なぜ、大学の地下に旧地下鉄の引き込み線があるのかは、
わからないが、

何というか、とても巨大な研究施設みたいで、
本当に、大学なのかと思えるぐらい、
何というか、あらゆる面で規模が、
すごい大学だと思う。

◎Escape teenager

※本来ならば、
「のび太のバイオハザード」(以下「のびハザ」)として、
イラスト及び記事(まぁ、記事といっても、大層なものではなく、
最初の「のびハザ」のストーリーの概要を小説の様に、
述べるだけですが)をブログに掲載する予定だったのですが、

『ドラえもん』の発行元である小学館により、
You Tubeよりのびハザの動画が削除されたことを考慮して、
タイトルを変更して、キャラクターの名前とデザインを
もじっています。

(但し、便宜上、記事の注釈では、
キャラクターの名前等は、そのままにしています)

自分の画力等を考慮してクリーチャーのデザイン等も
変更しています。

他にも色々と加味して変更していますが、
最初の「のびハザ」は、こんなストーリーだったかなと
思い出していただければ、幸いです。

尚、ストーリーの概要を述べるといっても、
かなり、うろ覚えな部分もあるので、
他の「のびハザ」の派生作品と内容が混ざってしまう可能性も
あれば、細かい部分で間違っている可能性もありますので、
ご了承ください。


コミックのカバーイラスト_7f.jpg

(10)巣窟の最深部で待つ者

ノビーダは、単身で、洞窟で、みつけた入口から
更なる地下へと降りはじめる。

学校のエレベーターで地下に降りれば、地下洞窟、
今度は何だと思いながら、更なる地下へと降りていく

更なる地下へ降りてみると、そこは、研究施設だった。

意匠など、全くこらしてなどいない
生物兵器の研究の為だけにしか機能していないことが
伝わってくる

淀んだ感じが否めない壁と廊下、扉等、

ノビーダみたいな落ちこぼれ学生でも、
十分にわかる研究施設だ。

洞窟から更に降りると研究施設、

ノビーダは驚いたが、確信した。
この施設こそが、ナンカアンブレラッポイの研究施設なのだと

この街を、この学園をクリーチャーの巣窟に成り果てさせた
製薬会社の研究施設、

ノビーダがお気に入りの特撮ヒーローものに例えるならば、
いわゆる悪の組織のアジトだ。

いよいよ、敵の中枢に、たどり着いたのだ。
ノビーダは気合をいれなおして、探索をすることにした。

悪の組織のアジトでヒーローに迎撃してくる大勢の戦闘員のごとく、
グリップやスケールがノビーダに襲い掛かってきた。

(戦闘データとやらをとる為に、
クリーチャー共をアジト内に放し飼いか!)

ノビーダは、武器を駆使して、
敵を撃退しながら探索を続けた

研究施設は、ノビーダの想像以上で、
ノビーダの学校以上に広かったが、

研究施設の資料室らしきの部屋で、ノビーダは
ナンカアンブレラッポイの研究資料をみつけた。

研究資料を調べると、
やはり街の住人は、ナンカアンブレラッポイの
開発したウィルスが原因で、ゾンビに成り果てた。 

あの給食室で遭遇した昆虫の様なクリーチャー、
学校の廊下で、執拗に攻撃してきたカラスは、
そのウィルスの二次感染が生み出したものだったのだ。

クリーチャーC型とグリップも、
ナンカアンブレラッポイが開発したウィルスを利用して、
生み出された生物兵器だった。

クリーチャーと対峙した際に、
何となく、感じとっていたノビーダだったが、

あらためて、研究資料をみると、
上手く形容できないが、何かが、こみあげてきて
自分の心臓の鼓動すら聞こえてくる様な気分だった。

スケールに関する研究資料もあった。

その資料を調べているノビーダは、ふるえていた。

スケールは、その開発したウィルスを投与した人間に、
遺伝子改良を施して、作られた生物兵器だったのだ。

スケールの顔をみて、改造人間を連想したが、
その連想は決して間違いではなかったのだ。

尚、研究資料には、詳細がわからない
クリーチャーに関する書類があった

どうやら、スケール同様、
人間に遺伝子改良を施された生物兵器みたいだが、
それ以上のことは、書類からは分からなかった。

(これが人々の健康を庇護すると謳われた
製薬会社のすることか!?

ひどすぎる!! 冷酷すぎる!! 傲慢すぎる!!)

研究資料を調べおえたノビーダは、冷や汗をかきながら、
ふるえたまま、立ちつくしていた。

こんな状況でなければ、小一時間は、そんな状態だっただろう。

(・・・許さない  必ず引きずりだして、ぶん殴る)
ノビーダは、義憤をエネルギーとして、探索を再開した。

探索を再開してから、ノビーダは、
何やらスタッフルームみたいな部屋で、
この研究施設の人間が書いたと思われる
報告書らしきものをみつけた。

(おかしいな・・・ 
報告書があるということは、必ずこの施設を管理する人間達、
ナンカアンブレラッポイの人間がいるはずなのだが、
全く出会わない)

ノビーダは、ふと天井をみあげる

(それにしても、この施設って、いつ頃から建てられたのだろう
これだけの広さの研究施設、密かに建てるにしても、
かなりの年月を要して、かなりの人と資材が動くはずだ。 
そうなれば、この近辺で噂みたいなものがあるはずなのだが・・・)

普段は、めったに考えるということをしない
ノビーダが考え始める。

(バカンスに行くまでの間、全くそんな噂を聞いたことがない
だとすれば、僕達が、バカンスに行っている間に、
建てられたということになるのか。
そんな、バカなことが・・・いや、待てよ)

普段は、めったに速くならないノビーダの頭の回転が、
速くなった。

数分後、ノビーダは、再び冷や汗をかいた。

冷や汗をかきながら、自分の脳裏にわきあがる
新たな違和感と疑惑に驚いていた。

また、その違和感と疑惑を全く否定できない
自分がいることへの衝撃に、大きく揺らいでいた。

(そんな・・・ そんなバカなことが・・・ 
でも、その様に考えると、
つじつまが・・・!?)

ノビーダは気配を感じた。
街の通りで、学校で、旅館で、何度も聞いた足音だ

(ゾンビか!?)
ノビーダは、ハンドガンを構えながら、廊下にでた。

思ったとおり、ゾンビだ。
だが、街の住人ではない 

そのゾンビは、研究者の様な衣服を着ている。
また、左胸のあたりにネームプレートをつけていた。

間違いなく、この研究施設の人間だ

(なぜ、研究施設の人間が、ゾンビに成り果てているのだ?)
ハンドガンで、ゾンビを倒しながらも、全くの予想外の出来事に
ノビーダは、驚くばかりだ。

ノビーダは、探索よりも、研究施設内で、
クリーチャーの気配が感じられない
区画を探すことを優先した。

別に、疲れているとか、ケガをしているとかではなかった。
自分の中にある違和感と疑惑について考える時間が欲しかった。

その時間を使って、自分の中にある違和感と疑惑に、
向き合える勇気と覚悟を持ちたかったのだ。

ノビーダは、クリーチャーの気配が、
全く感じられない部屋をみつけた。
その部屋に入ると、クリーチャーの気配に警戒しながらも、
部屋にあった椅子に座った。

30分ほど、ノビーダは、椅子から立ち上がらなかった。
その間、後ほど合流すると言った
ジャンプからの連絡は、全くなかった。

さらに、5分経過した後、ノビーダは、椅子から立ち上がった。
その表情には、悲壮な覚悟の様なものがあった。

探索を続けたノビーダは、
どうやら研究施設の最深部らしき場所につながる通路をみつけた。

その通路を調べようとした時だった。

「ノビーダさん!」
背後から声をかけられた。

ノビーダは振り返る。 
シーズンだ しかも一人だ。

なぜ、一人なのかということをノビーダは尋ねなかった。

シーズンは、この通路の先にあるものを、
一緒に調べましょうと言ってきた。

ノビーダは、頷いた。

ノビーダは、一緒に歩くシーズンの姿を、チラッとみた
その表情には、ほんのわずかな間だが、
何やら、とてつもない悲しみが、うかびあがった。

数分ほど、通路を歩くと、いかにも重要機密を扱っていますとでも
言いたげな扉がある。

そんな扉の前に、ノビーダの親友であり恩人が立っていた。

「どうだった ノビーダ君 ボクの考えたアトラクションは?」
ドラだみょんが言うと同時に、横にいたシーズンが銃口を
ノビーダに向ける。

「感謝しなよ ボクがバカンスに連れ出さなければ、お前も
奴等の仲間入りだ」

コミック_7a.jpg

ドラだみょんは、声の調子だけは相変わらずだが、
その姿と表情は、ノビーダがよく知る親友ではなかった。
完全に、ノビーダが数多の冒険でみてきた悪の親玉そのものだ。

ドラだみょんは、語る。
自分とシーズン、エラスギが今回のバイオハザード騒動の黒幕に
加担していたことを、

ノビーダ、ネオン、ジャンプの3人をウィルスに感染させない為に
バカンスを仕組んだことを

ノビーダは、あらかじめくるとわかっているパンチのラッシュを
色んなテクニックで、耐えようとするボクサーの如く、
ドラだみょんが語る真実の衝撃に、耐えていた。

ノビーダは、ドラだみょん(※1)が、加担していたことを
この研究施設を考察した際に、予想はできていたのだ。

(※1)『ドラえもん』の主人公(真の主人公じゃないが)である
ドラえもん、最初の「のびハザ」では、わかりやすい敵役だ。
(敵役としての存在感は、出来杉の後塵を拝するけど)

アニメのベビーフェイスの雄とも言えるドラえもんなのだが、
最初の「のびハザ」における敵役も、
特におかしい感じがしないのは、
原作で、のび太に、結構キツイことを言っているのが原因なのかな?


確証はなかったが、ドラだみょんの言動には、不審あったからだ。

旅館で出会った時、
覆面レスラーにとって覆面にあたるとも言うべき、
Fourth dimension pocketをオシャカになったと
言っていた様子が、
あまりにも淡々としていたからだ。

それに、ドラだみょんならば、
誰にも噂されずに、わずかな日数で、
学校の地下に洞窟や研究施設を造ることなんて朝飯前だ。

シーズンが、銃口を向けながら、言ってきた
要は、自分が、ナンカアンブレラッポイの配下だ。
さらに、別に訊ねてもいないのに拳銃の扱いなんて、
安価な玩具を扱うぐらい慣れていると

シーズンに関しては、一緒に歩いた時に、
確信したくはないが、確信していた。

仕草に全く隙がなかった
ノビーダが誰よりも知っている
シーズンの仕草ではなかったからだ。

それでも、シーズンと一緒に行動したのは、
自分の確信が間違いであって欲しい 自分の愛している女性を
信じたかったからだ。

覚悟をもって、臨んだはずだ。

覚悟をもって、バイオハザードに加担した2人に対峙して、
騒動のけりをつけるつもりだったはずなのに、

自分の確信が、あたっていたという衝撃に、
ノビーダはぐらつきそうになる。

この衝撃から逃げたいがために、
撃たれても構わないから、
2人に躊躇なく銃を向けて、射殺したいという衝動にすら
かられる。

そんな衝動にも耐えぬいて、
懸命に自分の正気を制御しようとするノビーダに対して、

訊ねてもいないのに、ドラだみょんは、ナンカアンブレラッポイの
開発したウィルスについて語りだした。

正直、街の住人をゾンビに成り果てさせた様なウィルスの話など
聞きたくなかったが、自分の正気を完全に制御する為にも、
ノビーダは、聞いてやることにした。

数分ほどの時間を経て、ウィルスについて、語りおえた
ドラだみょんは、ノビーダの脇をすり抜けて、
自分達が開発したウィルスの恐ろしさをみやがれといった意味の
捨て台詞をのこして、その場を後にした。

声の調子は相変わらずだが言動も、悪の親玉そのものだ。

「人が死ぬわ 少なくとも、一人が・・・」
シーズンが、冷笑をうかべる。

そんな冷笑にノビーダは泣き出して
銃を撃ちたい衝動にかられそうになる。

「アンタの仲間のジャンプを、この施設に閉じ込めたわ
早く助けないと・・・」
シーズンの冷笑に冷酷さが加味される。

「クリーチャーどもの餌よ」

コミック_7c.jpg

ノビーダは、頭を思いっきり殴られた様な衝撃に襲われた。

「来なさい、面白いものをみせてあげるわ」

シーズンは、油断なく銃口を向けつつ、扉のスイッチを押した。

扉が開かれるのをみるノビーダは、完全に、正気を制御していた

ジャンプ(※2)が閉じ込められたという事態が、
ノビーダにとって、一種の「気付け」になったからだ。

(※2)『ドラえもん』では、乱暴者のガキ大将である
ジャイアンこと剛田武
映画『ドラえもん』シリーズでは、多少はベビーフェイスになる。

(あくまで、知っている範囲だが)「のびハザ」シリーズでは、
そのベビーフェイスぶりに拍車がかかっていると思う。

尚、「のびハザGⅡ」では、ジャイアンは、
後に、保育園の園長になったらしい。
また、「のびハザG」か「のびハザGⅡ」のどちらかは、忘れたが、
ジャイアンが主人公の、確かバイオハザードが発生した病院にいる

妹ジャイ子をスネ夫と共に、
助け出そうとするというショートストーリーがある。


(何とかして、ジャンプを救わねばならない!)
決意をみなぎらせ、ノビーダは扉を潜った。

部屋には、3メートルはあるのでは思われるカプセルがある

カプセルには窓があって、その窓から何らかの液体に
浸かっている人間、いや遺伝子改良を施されたクリーチャーがみえた。

おそらく、コイツが研究資料にあった詳細が分からない
クリーチャーのことだろう

「美しいでしょう?」
シーズンは、銃口をむけながら、
カプセルの脇にあるパソコンの傍に立つ。

ノビーダは答えない。

「でも、この研究施設のクリーチャー達は、皆クズよ
実戦データをとりさえすれば、街ごと消し飛ばす!」
シーズンは、冷酷に言い続ける。

どうやら、この研究施設の地下に、爆弾をしかけている
この街そのものを、跡形もなく吹き飛ばす威力の爆弾を

黙ってやろうと思っていたノビーダだったが、問わずにはいられない。

このキーボードを叩き続けている女が、
どんな反応をするのかはわかりきっていても、
ノビーダは、問わずにはいられない。

「なぜ、そんなマネができる!? 僕達が生まれ育った街なのだぞ!?」

シーズンは、答えない。
銃口を向けつつ、パソコンのキーボードを叩き続ける。

その行動が、シーズン(※3)の答えだった。

(※3)『ドラえもん』のヒロインと言える
しずかちゃんこと源静香
最初の「のびハザ」では、典型的な敵役である
(敵役の存在感としては、やっぱり出来杉の後塵を拝するが)

「のびハザID」や「のびハザ 無理のないバイオ」シリーズでは、
ベビーフェイスだが、上手く言えないが、ヒロインとしての存在感は、
聖奈さんこと緑川聖奈の後塵を拝する様な感じが否めないと思う。


そんなシーズンの行動に呼応でもするかの様に、カプセルの一部が、
大きな打撃音と共に、ふくらんだ。

中にいるクリーチャーが、めざめて、
カプセルを突き破ろうとしているのだ。

さらに、大きな打撃音と共に、カプセルの一部がふくらむ。

シーズンがキーボードを叩き終わるのと同時に、

部屋中に響くのではないかと思われる強烈な打撃音と共に、
カプセルが突き破られ、クリーチャーが飛び出して、着地した。

ナンカアンブレラッポイが開発した生物兵器の集大成ともよべる
クリーチャーが、遂に解き放たれたのだ。

「さぁ、そいつを殺しなさい!」
シーズンは、冷笑をうかべながら、クリーチャーに
ノビーダ抹殺命令を下した。

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