『バイオハザード』と『のびハザ』を思い出す その12

7月22日

(12)『バイオハザード アウトブレイク』の特殊エンディング

『バイオハザード アウトブレイク File2』で
マーク・ウィルキンスは、
人間の所作は、どんな場所も地獄に変える場合があるといった
意味合いのことを言った。

だが、そんな所作に、どうにかして、
どんな形でもいいから抗うのも、
人間の所作の一つだと思う。

『バイオハザード アウトブレイク』シリーズでは、
特殊部隊の人間ではない8人の市民達が、
人間が引き起こしたバイオハザードに、
脱出という形で抗った。

だが、進むルートによるが、
ウィルスに感染してしまって、それを治す手段がない。
このままでは、例え脱出しても、
他の場所で感染者を増やしてしまう。

そのうえ、街は軍の総攻撃で完全に消滅してしまう。

それでも、8人の市民達はバイオハザードに、
抗わないという行動はしなかった。

(うろ覚えで間違っている可能性が大いにあるが、)
アリッサ・アッシュクロフトとヨーコ・スズキは、
街で起こったバイオハザードに関する内容を、送信した。

マーク・ウィルキンスとデビッド・キングは、
脱出できなくても、最期まで、人としてゾンビと戦った。

ジョージ・ハミルトンとシンディ・レノックスは、
脱出できなくても、
最期まで人としての尊厳をもって
穏やかでいることにした。

ケビン・ライマンとジム・チャップマンは、
脱出できなくても、悲愴になることなく、
持ち前の楽天家と陽気さをもって、最期まで
クリーチャーと戦った。

抗う形は違えども、8人の市民達は、最期まで
バイオハザードに抗ったのである。

◎Escape teenager

※本来ならば、
「のび太のバイオハザード」(以下「のびハザ」)として、
イラスト及び記事(まぁ、記事といっても、大層なものではなく、
最初の「のびハザ」のストーリーの概要を小説の様に、
述べるだけですが)をブログに掲載する予定だったのですが、

『ドラえもん』の発行元である小学館により、
You Tubeよりのびハザの動画が削除されたことを考慮して、
タイトルを変更して、キャラクターの名前とデザインを
もじっています。

(但し、便宜上、記事の注釈では、
キャラクターの名前等は、そのままにしています)

自分の画力等を考慮してクリーチャーのデザイン等も
変更しています。

他にも色々と加味して変更していますが、
最初の「のびハザ」は、こんなストーリーだったかなと
思い出していただければ、幸いです。

尚、ストーリーの概要を述べるといっても、
かなり、うろ覚えな部分もあるので、
他の「のびハザ」の派生作品と内容が混ざってしまう可能性も
あれば、細かい部分で間違っている可能性もありますので、
ご了承ください。


コミックのカバーイラスト_8a.jpg

(12)ノビーダの決意

ノビーダが放ったロケット弾が、
フィニッシャーに吸い込まれる様に、飛んで行った。

構えて発射するまでの時間は
グレネードランチャー以上に、かかるが、

発射さえできれば、
そのスピードと威力は、ハンドガンやコルトパイソンの比ではない

いくら最強の生物兵器である
フィニッシャーといえども、防ぐことや耐えることはできない

半径数メートルほどの爆発と共に、
フィニッシャーは木っ端微塵となった。

さらに、その爆風が、強烈な張り手のごとく、
ノビーダの体を、数センチメートルほど浮かしながら、
数メートルほど、後ろへ突き飛ばして、
仰向けに倒した。

強く背中をうったが、幸い打ちどころは悪くない

ロケット弾の想像以上の威力と爆風に対する驚きで、
放心状態になりかけたが、

ネオンとジャンプの

あと、2分かそこらしかないぞ! 
速く乗り込め、このノロマ!という声で、

ノビーダは、すぐさま、起き上がって列車に乗り込んだ。

列車は、動き出して、どんどん加速する。

わずか十数秒で最高速度に達する。
その速度は、ノビーダの街の地下鉄の電車よりも、
はるかに速い。

あっという間に、
プラットホームを離れ、脱出用のトンネルを進んでいく

助かったのだ  

遂にバイオハザードから脱出できたのだ

ノビーダの胸に安堵感が、広がっていく。
それと同時に全身に、気力で抑えていた
疲労感が広がりはじめた時だった。

天変地異としか形容できない様な爆発音が起こり、
プラットホームの方向から、
トンネル内部を覆いつくさんばかりの炎が、
凄まじい勢いとスピードで、せまってきた

街の地下に、しかけられた爆弾が爆発した!

ノビーダは、泣きそうな顔になりながら、
本能的にロケットランチャーを放り投げて、
前の車両に駆け込んだが、
ノビーダの行動は杞憂におわった。

列車のスピードは、爆発による炎を振りきったからだ。

だが、ノビーダは、あの炎をみて、
いやがうえにも、痛感せざるを得なかった。

自分の故郷の街は、
跡形もなく完全に、消えさったのだと

数時間後、
ノビーダ、セイナ、ジャンプ、ネオン、タロウの5人は、

一つの車両に集まっていた
(ちなみに、この列車は、
自動操縦なので、起動さえできれば、自動的に
脱出ポイントまで運んでくれるので、
5人が、一つの車両に集まることができた)

ノビーダ、セイナ、ジャンプの3人は、座席に座っている。

ノビーダは、何やら考え込む様に座っている。

セイナは、いかにも生徒会長らしく、
大人しく上品に座っているが、表情は疲れて沈んでいる。

ジャンプは、ガキ大将らしいとでも言うべきか
緩んだ感じで座っているが、表情は疲れて沈んでいる。

ネオンは、座席に座らず、

車両の内側に、左右に対となって出っ張って柱の様に
なっている部分の近くに、ネオンらしいとでも言うべきか
カッコつけて腕を組んで立っていたが、
表情は疲れて沈んでいる。

タロウは、どういうわけか、ぼんやりとした表情で、
そんな左の柱の様になっている部分を
隔てた車両の窓から
ほとんど変わらないトンネルの景色をみていたが、
表情は疲れて沈んでいる。


ノビーダが、列車が爆発による炎を振りきったのを確認した後、
5人は、すぐに、この車両に集まったのだが、

5人とも、数時間が経っても、誰も口を開かない

当然といえば当然だ。
故郷の街がバイオハザードでクリーチャーの巣窟と化した

自分の家族、友人、知人がゾンビに成り果てた。

その挙句の果てに、爆弾で、故郷の街が、
完全に消えさったのだ。

そんな事態を、
いとも簡単に認識して呑み込むなどできるわけがない。
さらに、バイオハザードによる疲労も大いにあった。

さらに、ノビーダには、
最大の親友で恩人でもあるドラだみょんと、
憧れの女性で愛しているシーズンが、
ナンカアンブレラッポイが起こしたバイオハザードに
加担していたというノビーダには、重たすぎる事態もあった。

しかも、確証がないので、推測しかできないが、
痕跡と証人を残さない為なのだろう

最大の親友は、故意にウィルスを研究施設内に、ばら撒き、
研究員達すらもゾンビに成り果てさせたのかもしれない。

さらに、どうやったかは知らないが、最大の親友は、
あのフィニッシャーを使って、
消すべき証人でしかなかったシーズンを
始末させた可能性も高い。

確証はないが、
街を消滅させるほどの爆弾をしかける様な連中だ。
いくら、自分達の協力者だろうが、同僚だろうが、不要となれば、
何の躊躇もなく、始末するだろうとノビーダは思っている。

とにかく、ノビーダにとって、推測しかできない事態も含めて、
容易に認識して呑み込めない事態が多かった。

時間を経て、疲労は回復させた。

時間を経て、
事態を認識して呑み込むことができても、
誰もが、簡単に口を開けるわけがなかった。

セイナ、ジャンプ、ネオンの3人の表情は、
沈んでいたままだった。

だが、本能的に沈んだ空気を変えたい、
状況を変えて欲しいという欲求が、はたらいたのだろう。

「これから、どうしようか・・・」
数時間を経て、セイナが口を開いた

「そうだな、もはや帰る場所はないからな・・・」
ジャンプは答えた。

しかし、さすがの傲岸不遜のガキ大将でも、
意気消沈していて、それ以上は何も言えない

「行くべきところはあるさ」

セイナ、ジャンプ、ネオン、
タロウは左の柱の様になっている部分から顔をのぞかせて、
ノビーダをみた。

立ち上がるノビーダの表情には、
決意と闘志がみなぎっている

「行くって、どこへだ?」
日頃のノビーダからは想像もつかない表情に戸惑いながらも、
ネオンは訊ねる。

「ナンカアンブレラッポイを、ぶっ潰しにさ!」
ノビーダは、アッパーカットの様なポーズをしながら
笑いながら言った。

天才と呼ばれる人物の中には、

強烈なオーラを発している者もいるらしい。

ノビーダも、ドラだみょんとの出会いを経て、
落ちこぼれ学生から、そんな天才になっているのだろう。

強烈なオーラが発している
射撃の天才ノビーダの言葉が、

意気消沈していた4人に、
活力のエネルギーとなって、注がれた。

コミック_8f.jpg

このバイオハザードの後、
タロウ(※1)は、無事に、街を封鎖していた自衛隊を経て
保護された。

(※1)最初の「のびハザ」では、俗に言う健気な子役である太郎、
かなりのうろ覚えなので、間違っている可能性があるが、
「のびハザGⅡ」の後日談では、中二病の少年になったらしく、
そのことで、聖奈に、色々と言われたらしい。


タロウの保護を確認後、
セイナ、ジャンプ、ネオンと共に、

今回のバイオハザードを引き起こした真の首謀者と
完全に決着をつけるになるが
それは、少し先の話である。

コミック_8c.jpg

-Escape teenager 完-

※引き続き、「あとがき」を書こうと思ったのですが、

「あとがき」を書くと、
記事が、とても長くなってしまうので、
次回の記事に書きたいと思います。

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