『のび太戦記ACE Episode1 力への執着』(その9)

2月1日

※掲載しているイラストのセリフ等は、
イラストを描く都合上、実際のゲームのセリフ等とは
変更している部分があります ご了承ください


のび太戦記ACE_9.jpg

(10)スネ吉の余裕

戦士達の集い(前編)

幻想界 ドルアーガの搭の跡地

かつては、ドルアーガが治めていた塔も、

ドルアーガが、滅ぼされてからは、
廃墟と、よんでもいい様な有様だった。

あの塔には、何かがある
カエル仙人に言われていたこともあって、

のび太達は、その廃墟へと、はいる。

だが、のび太達は知らないが、
この廃墟の塔には、既に、2人の先客がいた。

スタン(※1)とルーティ(※2)である。

(※1)詳細を述べると、
記事の文章が長くなるので、
簡単に述べると、バンダイナムコの有名なRPG
「テイルズオブ」シリーズの一つ、

「テイルズオブディスティニー」の主人公

意思をもつ剣である
ソーディアン「ディムロス」のマスターでもある

「テイルズオブディスティニー」を
遊んだことはないので、

実際は、どういうキャラかは詳しくは知らないが、
「のび太戦記ACE Episode1 力への執着」では、
呑気すぎるところもあるが、好青年である


(※2)詳細を述べると、
記事の文章が長くなるので、簡単に述べると、
「テイルズオブディスティニー」のヒロイン、

意思をもつ剣である
ソーディアン「アトワイト」のマスターでもある

「テイルズオブディスティニー」を
遊んだことはないので、

実際は、どういうキャラかは詳しくは知らないが、
「のび太戦記ACE Episode1 力への執着」では、
まぁ、何というか、図太く、言いたい放題の女性である


ルーティは遅いと不満げにもらす。

スタンが、約束の時間より、
たかだか10分程度となだめるが、

ルーティの不満が和らぐことはなさそうだ。

2人は、ある人物との待ち合わせのために、
この廃墟と化した塔に来ていた

2人が、待ち合わせている人物とは、
かつて、ドルアーガを倒した
黄金の騎士である

黄金の騎士が来ないことに、
不満をもらすルーティと違い、
スタンには、それよりも気にかかることがあった。

黄金の騎士が動く

それは、また新たな事件が起きたことを
意味するのではないかと

もっとも、そのことを、ルーティに話しても、

そんなこと、相手が来ればわかることだろうと、

黄金の騎士が
来ないことへの不満を募らせるだけだったが

その時、ソーディアンのディムロスが
スタンに知らせる
何か邪悪な気配を感じると

ルーティに気をつけてと言いつつ、
スタンは、周囲を警戒する。

「みつけたぜ お二人さん」

スタンは、背後を振り返る

廃墟となったドルアーガの塔の

かつては、バルコニーだったのであろう所に、
男が立っていた。

のび太戦記ACE_9a.jpg

「何者だ!? お前は」
スタンが構える

「人の名前を聞く前に、
まずは自分から名乗るのが
礼儀じゃないのかい?」

男は正論を言う。

コート、シャツ、ズボン、メガネ、
アフロヘアーっぽい髪型をのぞけば、

「物質界」なら、
ごく普通の神経質そうな街の住人といった格好だが、

その男には、そんな格好から想像がつきにくい
妙な落ち着きと余裕があった。

「あっ、そうか」
男の正論に、思わず、納得してしまうスタン、

いつからそこにいたとほえるルーティ

「安心しな、今さっき、きたばかりだよ
デート中のカップルの会話を盗み聞きする趣味はない」
男の妙な余裕には、妙に気障なところもあるらしい。

「私達に、何の用よ?」
ルーティが構える

男は、こたえる
正式には、2人の持つソーディアンに用があると、

ソーディアンさえあれば、
自分の部隊は、より強くなると

「なーに、少し、かしてもらうだけだよ
データさえ、とれれば、こちらとしては満足だ」

さらに、男は、とってつけた様なことを言った。

無論、2人が、男の提案に、はい、そうですかと
呑むわけがない

男は、2人からソーディアンを強奪する為に、

自分の部下達、
「ヘリオス」の兵達に、2人の周囲を取り囲ませた

2人が持つソーディアン、どちらかを無傷で手に入れろ

男は兵達に命令する

「了解しました、スネ吉様」
男の命令をうけた兵達は、2人に襲いかかる。

だが、このスタンとルーティとて然る者、

ソーディアンのマスターになって、
冒険をしてきた強者達である

(もっとも、ルーティは、
レディに戦わせるのかと言って、
後ろからのスタンのアシスト役に徹していたが)

苦戦することなく、「ヘリオス」の兵達を全員、
返り討ちにした。

兵達が全員、
返り討ちにされても、
スネ吉(※3)は動じている様子はない

(※3)かなりのうろ覚えで
間違っている可能性が高いが、

『ドラえもん』にでてきた
(詳しい血縁関係はわからないけど)
スネ夫の親戚のおじさん

(確か、ジオラマかプラモデルの制作が
趣味だったと思うけど)
自分の趣味に対して、
素人のレベルを超えているのではと思えるほど、
造詣が深かったと思う。

(しかし、その造詣が深い分、
自分の趣味に対するポリシーも強く、
相手が、自分にとって、親戚の子であるスネ夫であっても、
そのポリシーは、揺らぐことはなかったと思う)

スネ夫は、
このスネ吉を、彼なりに尊敬でもいていたのか
詳しい理由は、わからないが、
(単なる偶然である可能性が強いと思うけど)

成人後のスネ夫は、スネ吉と同じ様な髪型になっていた


さっさと降りてらっしゃい、
ルーティは挑発する

だが、スネ吉は、黙ったままで、
何かを探るかの様な顔つきになる

「まさか、ビビっているのではないでしょうね」

ルーティは、
それはスネ吉が、
ビビっているのだと思っている。

しかし、スネ吉の余裕と落ち着きは揺らいでいない

「やっぱり、ここにも転送されたか…」
スネ吉は、何かを感じ取った

「悪いけど、また今度奪いに来る
君達もここから離れたほうがいいよ」

余裕たっぷりに、友人にでも話しかける様な様子で、

(一体、どの様な技術を用いたのか、わからないが)
スネ吉は、あっという間に姿を消した。

「なによ、喧嘩を売っといて、逃げるなんて」
ルーティは、スネ吉が、逃げたと思っている。

だが、ソーディアンのディムロスは違った。
スネ吉が、感じ取っていたもの、殺気を感じ取っていた。

スタンとルーティのソーディアンは、
その殺気が、2人の近づいていることを知らせた。

そんな先客達の騒動など知る由もない
のび太達は、ドルアーガの塔へと向かうも、

マリオが、もう、
歩き疲れて、
足が棒になっているので少し休みたいと言い出す

のび太が、
ドルアーガの塔までもう少しだから
我慢してくださいよと言っても、

このはっちゃけすぎる若者は、
すんなりという事をきかない。

大体、この塔に行って
何が、みつかるのだとも言いだす。

(マリオを諭す意味もあったと思うが)
ワルキューレが、カエル仙人が言っていた様に、
このドルアーガの塔には、何かを感じるといっても、

あんなじいさんの言う事なんか、信じないほうがいいぜと
言い出す始末だった。

「無茶苦茶、言っていますね マリオさん」
のび太は、少々、呆れ気味だ。

のび太戦記ACE_9f.jpg

「仕方がありません、ここで一休みしましょう」
ワルキューレの提案に、
マリオが大喜びしたのは言うまでもない

だが、この3人は知らない
スタンとルーティに近づいている殺気は、
この3人にも、近づいていることに、

次回の
「のび太戦記ACE Episode1 力への執着」の掲載は、
2020年3月下旬予定です

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