『のび太戦記ACE Episode1 力への執着』(その12)

6月2日

※掲載しているイラストのセリフ等は、
イラストを描く都合上、実際のゲームのセリフ等とは
変更している部分があります。

ご了承ください


のび太戦記ACE_13.jpg

(14)のび太を超えた寝坊助

熱き眼差しの向こうに(後編)

のび太は夢をみていた
いや、正確に言えば、過去の記憶を夢の中で、
思い出していたとでも言うべきなのか

のび太が夢の中で思い出している記憶、
かつての親友が、まだ、親友である頃の自分の記憶だ

簡単に言えば、かつての親友が、
自分が廃棄予定の失敗作であることが、
分かって、バージョンアップをさせてもらえなかった

そのことで、大きなショックをうけたことを、
ドラミちゃんから、知らされた記憶だった。

どんな記憶であれ、
かつての親友の記憶は、剣をとって、ヘリオスと闘う
のび太には、とても苦い記憶なのだろう。

その記憶の苦さは、疲れて、ぐっすりと寝ていたはずの
のび太を、起こすほどだった。

のび太が、あらためて、みると、

自分達でみはり役をすると言っていたスタンは寝ていたが
マリオは起きていた。

自分が寝ている間、マリオは、
ずっと、みはり役をしてくれていたみたいだ

また寝て、苦い記憶を夢の中で、
思い出したくないのだろう

のび太はマリオに、
自分が、みはり役をすることを申し出た。

マリオは、いいから、寝ていろよと言ったが、

のび太の悲痛とも言える様な表情をみて、男として、
マリオは察したのだろう

のび太の申し出をうけることにした。

夜があけて、朝となった。
マリオ、ルーティ、ワルキューレの3人は起きていたが、
スタンは、未だ寝ている。

マリオによると、スタンは、
みはり役をすると、申し出ていたが、
すぐに寝てしまっていた。

また、ルーティによると、
どうやら、過去に、自分が起こさなかった為に、夕方まで
寝ていることもあったらしい。

どうやら、スタンは、
のび太をも、上回る寝坊助であるみたいだ。

助走をつけたルーティの一撃で、スタンは起きた。
(もっとも、スタンにとって、
そんな風に起こされるのは、もはや、日常の生活の
習慣の一つ程度に過ぎないのだろう
さも当然の様に、起きていたが)

のび太戦記ACE_13a.jpg

その後、道に迷わない様に、落ち着いて進むことで、
のび太達は、白雲の尾根を、こえることができた。

(15)チャイナ風の娘の申し出

HEAVEN OR HELL(その1)

白雲の尾根をこえた後、多少は歩いたが、
のび太達は、ノイシュタットに、たどり着くことができた。

ローズタウンを出て以来、

大軍ともいうべき数のドルアーガの魔物達からの決死の逃避行、

白雲の尾根での野宿のことを考えると、

本当に、久しぶりに、街に、
はいることができたのだという感慨が、

のび太には、あったのだろうか

マリオの様に、
のび太達も、街の宿屋で一息つきたかったのかもしれないが、

さっそく、のび太達は、天空寺院へ行く為の船が
停泊していると思われる港に向かうことにした。

その途中で、街の住民から、

民間船が故障して、
その修理には、数週間かかることを聞いた。

何やら嫌な予感を感じさせる情報であったが、
のび太達は、港へと向かう。

尚、港へ向かうまでの間、
街の住民達から仕入れた情報には、(天空寺院へ向かう
のび太達には、関係がない情報だったが)

ノイシュタットでは、
月に一度、闘技場で武道大会が行われること

今回、開かれる武道大会では、いつも参加している選手達とは
毛色の違う選手が参加しているという情報もあった。

のび太達が、港に来てみると、
港では、民間船だと思われる船が、修理中だった。

自分達の近くにいるカップルとチャイナ風の格好をした娘に
船の修理について聞いてみる。

カップルによると、この修理中の船が、天空寺院へ向かう
民間船であるらしい。

また、カップルによると、

民間船のオーナーが、
航海中に襲撃するモンスター達から船を守る為に、
雇った用心棒、どうやら、炎を自在に操る剣士らしいが

その用心棒が、何の考慮もしないで、船の上で、
自分の能力を使って、好き勝手に、戦った結果、

修理せざるを得ないほどのダメージを
船に与える結果になったらしい。

また、チャイナ風の娘によると、
民間船が被ったダメージは、

まさに、沈没寸前といっても
いい程、ひどいダメージだったらしく、
修理は未だ、おわらないらしい。

いくら何でも、天空寺院への船は、
この民間船だけしかないことはないだろう。

他にも船はあるだろうと

そんな望みを抱いて、のび太達は、船員に聞いてみた。

天空寺院へ行く為の船は、未だ修理中の、
この民間船しかなかった。

やはり、修理には数週間の時間を要するのだ。

つまり、数週間は、
このノイシュタットで足止めされるということだった。

そんな足止めをされれば、その間に、
事態は、巻き返しができぬ程、「ヘリオス」に
有利な展開になってしまう。

一刻も早く天空寺院に向かわねばならないことを、
考えると、痛すぎる事態だ。

そんな事態に、
のび太達の表情も深刻な表情になっていたのだろう

のび太達の表情から、察したのだろう
先程のチャイナ風の娘が申し出た。

いい話がある 詳しいことは、ここでは話せないので、
自分の屋敷に来てくれとのことだった。

のび太達が、チャイナ風の娘の屋敷に来ると、
チャイナ風の娘と、その父親がいた。

父親によると、どうやら、秘薬を求めて、
自家用の船を使用して、この大陸に来たらしい。

しかし、その秘薬は、
のび太達が、関係ないと思って聞いていた

この街の武道大会の優勝者への賞品だったのだ。

つまり、その秘薬を入手するのは、
武道大会に優勝するのが
必須条件なのだが、自分達では、到底優勝などできない

そこで、のび太達が武道大会に出場して、優勝して

その秘薬を手に入れて、自分たちに渡してくれれば、

のび太達を、その自家用の船を使用して、
天空寺院のある大陸まで、連れて行くとのことだった。

面倒な取引だと、マリオは言ったが、

どの道、その取引に応じる以外、
のび太達には、天空寺院へ行く術がないのだ

のび太は、その取引に応じることにした。

のび太達は闘技場の受付へと向かった
幸いにも、まだエントリーできるみたいだったが、
考慮せねばならない事項があった。

武道大会は、チーム同士で戦う集団戦みたいなのだが、
参加できるのは、1チームにつき、最大4人までということ

のび太達にとっては、
ノイシュタットの武道大会は初参加であるので

どんな強さのチームが、
でてくるのかは、全くわからないことだった

それらのことを考慮した結果、
のび太、スタン、ワルキューレ、ルーティの4人で、
出場することにした(※1)

(※1)念の為に、言っておくと、この武道大会への
参加メンバーは自由に決めることができるらしい


武道大会に備えて、参加メンバーは、準備を整えた後、
宿屋で体を休めることにした

その日の夜、

参加メンバーではないマリオは、
ひとりで街の酒場のカウンターにいた。

やっぱり、このはっちゃけすぎる若者には、

大勢のギャラリーがいる大会に
参加できないのが、辛いのだろう。

マリオは辛そうな顔だった。

思わず、酒場のマスターに、愚痴をこぼして拗ねていた。

あいつ等は、大勢の観客の前で、思いっきり闘えていい、
俺は、どうせ、のけ者だと

マスターには、

マリオが、闘いのある側面を忘れて、
闘いを楽しみたがっている様にでもみえたのだろうか

マスターは、マリオを嗜める様に言った。

例え、武道大会でも、闘えば、相手を傷つける
それを好きで、やる奴は、ただの破壊者と同じだと

また、武道大会の参加する者達は、
どうしても闘わねばならない理由があるから闘う

つまり、のび太達も、
闘わねばならぬ理由があるから闘うのだろうと

のび太戦記ACE_13c.jpg

全くの赤の他人の説教に、マリオは、
なぜ、自分が、のび太達と闘うのかを省みたのだろう。

俺、何か間違っていたみたいだと
マリオは、マスターに決まりが悪そうに言った。

大会当日は仲間の闘いをみとどけやれ

マスターは、マリオに暖かく言ってやった(※2)

(※2)詳しいことは、よくわからないが、
どうやら、このイベントは、武道大会の参加メンバーに、

マリオをいれなかった場合のみに起きるイベントらしい


こうして、ノイシュタットの夜は更けていった

次回の『のび太戦記ACE Episode1 力への執着』は、
7月下旬頃掲載予定です

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