『バイオハザード』と『のびハザ』を思い出す その7

6月10日

(7)『BIOHZARD』における武器の強化

PS1の『BIOHZARD2』では、
ハンドガン、ショットガン、マグナムは、
カスタムパーツを利用することで、強化できる。

最近のRPGは、よくわからないが、
一昔前のRPGでは、武器は、
大抵は威力の高い武器に買い換えるだけだが、

『BIOHZARD 2』を初めてプレイした時は、
カスタムパーツで、武器を強化するというのは、
なかなか珍しい設定だと思ったものである。

『BIOHZARD OUTBREAK』シリーズでは、
特殊部隊の人間ではない名もなき市民達の脱出劇だからなのか

銃は強化しないが、日用品を利用して、武器を作る。
例えば、酒の入ったボトルと新聞紙、ライターを使用して
火炎ビンを作ってクリーチャーに攻撃するのである。

クリーチャーに、火炎ビンなんて効くのかと思いきや、
ハンドガンの一発よりも大幅に威力があって、
(難易度にもよるが)あのハンターすら倒すことも
できるので、侮れない。

さらに、『BIOHZARD OUTBREAK』シリーズの
8人の主人公の一人、配管工のデビット・キングは、

自分の工具を使用して、
クリーチャーを怯ませる程度の威力しかない
鉄パイプをバッテリーと組み合わせることで、
ハンドガンの一発の倍以上の威力を持ち、場合によっては、
クリーチャーすらも倒すこともできるスタンロッドを
作ることもできる。

特殊部隊の人間ではないが、大したスキルだと思われる。

◎Escape teenager

画像


※本来ならば、
「のび太のバイオハザード」(以下「のびハザ」)として、
イラスト及び記事(まぁ、記事といっても、大層なものではなく、
最初の「のびハザ」のストーリーの概要を小説の様に、
述べるだけですが)をブログに掲載する予定だったのですが、

『ドラえもん』の発行元である小学館により、
You Tubeよりのびハザの動画が削除されたことを考慮して、
タイトルを変更して、キャラクターの名前とデザインを
もじっています。

(但し、便宜上、記事の注釈では、
キャラクターの名前等は、そのままにしています)

自分の画力等を考慮してクリーチャーのデザイン等も
変更しています。

他にも色々と加味して変更していますが、
最初の「のびハザ」は、こんなストーリーだったかなと
思い出していただければ、幸いです。

尚、ストーリーの概要を述べるといっても、
かなり、うろ覚えな部分もあるので、
他の「のびハザ」の派生作品と内容が混ざってしまう可能性も
あれば、細かい部分で間違っている可能性もありますので、
ご了承ください。


(7)拭えぬ違和感

ノビーダが通う学園の裏に、
裏山と呼ばれる山がある。
学園の裏という場所にあって、

(実際、ノビーダは確認したわけではないが)
標高も500mにも満たないだろうからなのか
学園の小学生の低学年達のちょっとした登山にも、
利用されている。

ちなみにノビーダ個人も、気晴らしも兼ねて、
この裏山へ来ては、昼寝などをしている。

学校の人間だけでなく、街の人間も
ちょっとした登山に利用しているからなのか

詳しい理由は、わからないが、この裏山を登ると、
旅館もある。

現在、学園で利用されている
裏山の登山ルートを登っている
ノビーダの表情は、全くすっきりとしていない。

歯と歯の間に、異物がはさまり、
全くとれない様な感じの表情だ。

街全体で、バイオハザードが発生して、
仲間であるヤスが命を落とした。
そんな状況下で、すっきりなどできようもないが、

ある意味、それらの事柄以上に、
ノビーダにとって、現実的で重い内容だったからこそ、
全く、すっきりできなかった。

登山ルートを登り始めた時にあったジャンプからの通信で、
ノビーダは、その内容を知った。

ジャンプは、
後ほどノビーダと合流するから、
先にノビーダに旅館を探索してくれと
連絡をいれてくれたのだが、

一緒にジャンプと探索している
シーズンについても話してくれた。

その内容に、ノビーダは首を、
ひねらざるを得なかったのだ。

簡単に言えば、
シーズンは、銃器の扱いにとても詳しい。
そのうえ、クリーチャー達にも、恐れずに、
立ち向かっているとのことだ。

ジャンプは、人はみかけによらないと言って、
大して気にしていなかったみたいだが

ノビーダは、大いに気になった。 
通信が終えた後でも、大いに、気になって仕方がなかった

まるで、自分が知っているシーズンと、
全く知らない別人の話を聞かされている感じだったからだ。

たまにドライなところはあるが、
根は、とても優しい性格の持ち主であるシーズン

あのシーズンが、銃器の扱いに、とても詳しいという話は、
今まで聞いたことがない。

だが、ノビーダとて、シーズンの全てを知っているわけではない。
ジャンプの言うとおり、みかけによらず、
銃器の扱いに、とても詳しいと考える事もできる。

だが、やはり、シーズンの様に、
常日頃から、乱暴者は嫌いだと言う様な女の子が、
銃器の扱いに、とても詳しいということには、
どうしても違和感がある。

だが、それ以上に、違和感があるのは、
クリーチャー達に、恐れず立ち向かっているとのことだ。

シーズンは、確かにヤスの様に怖がりではない。
だから、みかけによらず、クリーチャー達に
恐れず立ち向かえると考えることもできる。

だが、他のクリーチャーはともかく、あのゾンビ達だ。

原因はわからないが、
街の住人は、あの様なゾンビに成り果てた。
それは、ノビーダも、何となくだが察することができた。

クリーチャーに成り果てた身内が、友達が、知人が、
生きている人間の血肉を求めて襲い掛かってくるのだ。

そんなゾンビ達に、
ノビーダが知るシーズンが、全く恐れずに、
立ち向かえるなんて、できるのか

裏山の登山ルートを登り、旅館を確認できた。

ノビーダ自身は、利用したことはないが、
それなりの賑わいをみせていて、
(みようによるが)洋風の洒落た旅館であることは、
近所の人々の話から知っている。

しかし、街全体でバイオハザードが発生しているのだ。

この旅館も当然のごとく、学校と同じ様に、
クリーチャーの巣窟と化していた。

客室だろうが、脱衣所だろうが、
お構いなしに、ゾンビや昆虫の様なクリーチャーが
ノビーダに、襲いかかる。

しかし、体力増強剤のおかげなのだろう
学校でクリーチャー達と戦った時以上に、
的確に撃退できる。

だが、いくら的確に撃退できようが、
かつての人間の成れの果てであるゾンビを撃つには、
ノビーダは、慣れることはできない。

だからこそ、クリーチャーに恐れず立ち向かえる
シーズンへの違和感を拭いきれない。

ノビーダは旅館の探索を進める。 
それなりに、手がかりはみつけることはできるが、
バイオハザードからの生存者は、みあたらない。

ノビーダは旅館の大広間にでた。
この大広間には、巨大なシャンデリアがあって、

そのシャンデリアと天井をつなぐ巨大な一本の鎖は、
15人の成人男性が、シャンデリアの上に乗っても、
全く大丈夫だったと、

以前、街で、ちょっとした話題になったこともある。

この大広間には、
床に、それ相応の絨毯が敷かれているだけで、
備品や椅子やテーブル等はない

「ノ、ノビーダ・・・」

ノビーダは、
聞き覚えのある声と引きずっている様な足音を聞いた。

ケンジだった。
だが、その様子は、尋常ではない。

ケンジは、額から血を流し、
上着の左肩のあたりが血に染まっている。

クリーチャーに、襲われ
軽傷ではないケガをしているのは確かだ。

さらに、よくみると、ケンジは一人だ。

「ケンジ!」
ノビーダはケンジに近づく。

「ノビーダ・・・ 逃げろ・・・」
ケンジは、ノビーダを制するように右手を前に出す。

この時、ノビーダは、理科室で感じ取った気配と
同じ様な気配を感じ取る。

ケンジの頭上に、以前、話題になった。
巨大な鎖で天井に繋がれた巨大なシャンデリアがあった。

そのシャンデリアに、クリーチャーが3匹いた。

1匹は、シャンデリアの上にのって、鎖をつかんでいて、
あとの2匹は、シャンデリアにぶらさがっている。

3匹とも、みようによっては、ゴリラを連想させる様な姿をした
クリーチャーだ。

だが、大型の肉食獣よりも鋭利な歯、
背中からでている妙な突起物、
全身から浮き出ている何かの工事で使われる様な
ケーブルみたいな太さをもつ血管といい、

あのクリーチャーC型同様、
地球上の生物には、到底思えない。

ゴリラの様なクリーチャー
便宜上、グリップと呼ぶが、

シャンデリアの上にのっているグリップは、
ゴリラを彷彿とさせる、
いや、ゴリラを、はるかに凌駕する握力で、
シャンデリアと天井をつなぐ
巨大な鎖を粘土でも、ひきちぎるかの様に、いとも簡単にひきちぎった。

シャンデリアが落下するよりもはやく、シャンデリアの上にいた
グリップは、ケンジの数メートルほど後ろの位置に、

ぶらさがっていた2匹のグリップは、
ケンジの左右、それぞれ、1メートルほどの位置に着地する。

それから1秒も経たぬうちに、
シャンデリアが地面に落ちる音が大広間に響くように、
ノビーダには聞こえた。

「・・・ノビーダ、タロウを頼む」

ノビーダは、ケンジに逃げろ、
何が何でも、逃げろと言おうとした。

だが、それよりも速く、
ケンジの左右にいた2匹のグリップは、
今まで遭遇したクリーチャーを、
大きく上回るスピードで、ケンジとの距離をつめる。

ケンジの右にいたグリップは、ケンジの腰と右腕を、

ケンジの左にいたグリップは、ケンジの両足をつかんだ。

画像


このクリーチャーに、
力のコントロールができるかどうかはわからない

しかし、ゴリラを、はるかに凌駕する握力に、
つかまれたのだ。

ケンジの腰をつかんだグリップの指は、血がでるほど、
深く食い込んだ。

つかまれた部分は、骨は折れていないかもしれないが、
人間の力で、到底ふりほどけるものではない。

ノビーダは、ハンドガンを構えて撃とうする。
当人に逃げろなどといわれても、

ヤスの時の様に、自分が何も出来ぬまま、
仲間に、むざむざと死なす様なことは
ノビーダには、できない。

だが、グリップは、握力だけでなく、腕力も、
ゴリラを、はるかに凌駕していた。

ノビーダが、撃つよりも速く、
繊維を一気に、ひきちぎる様な音と共に、
絨毯に、大量の血を撒き散らしながら、

2匹のグリップは、粘土でも、ちぎるかの様に、
ケンジの体を上下に、ひきちぎって、
ゴミか何かの様に無造作に捨てた。

ヤスの様に、ノビーダは、
死んだ仲間の名を叫ぶことすらできかった

そのまま、3匹のグリップが、
ノビーダに襲い掛かってきたからだ。

ノビーダは、ショットガンを構えた。

どれだけの耐久力があるのか把握できていない敵を相手に、
連射は優れていても、ハンドガンの攻撃力では、
こころもとない。

グレネードランチャーは、
ノビーダが所有している武器の中では、最も攻撃力はあるが、
おせじにも連射に優れているとはいえない

それでは、グリップのスピードに対処しきれないと
直感したからである。

グリップは、ゴリラを上回るスピードで、
ノビーダに近づき、

頑丈な鋼鉄の鎖すらも、
いとも簡単に、ひきちぎる腕力と握力で、
相手をひっかこうとする。

ノビーダは、相手の攻撃をかわしつつ、
相手の攻撃による風圧を感じながらも、
ケンジの左腕の傷を思い出す。

あの傷は、おそらく、このひっかきで、できた傷なのだろう。

体を上下にひきちぎられたケンジの死に様をみて、十二分に、
わかっているが、グリップのパワーの恐ろしさを
ノビーダは、あらためて知る。

さらに、3匹のグリップは、ノビーダに、
ただ、攻撃しているわけではなかった。

まるで、ライオンを彷彿させるかのように、
連係で絶え間なく攻撃してくるのだ。

ゾンビとは、全く異質な恐ろしさをみせる3匹のグリップに、

ノビーダは、恐怖していた。
だが、恐怖と同時に、怒りと冷静さもわきあがっている。
その怒りと冷静さが、恐怖も押さえ込もうとするほどに

ケンジを救えなかった自分の無力さに対する怒りか

ケンジを、ゴミクズの様に殺したクリーチャーへの怒りか

ヤスが遺してくれた体力増強剤が、もたらした冷静さか
怒りと冷静さの源を、ノビーダ自身も、よくわからないが、

ノビーダの怒りと冷静さは、
恐怖を押さえ込み、3匹のグリップの動きのパターンを把握する。

攻撃をかわしつつ、3匹とも、ショットガンの射程距離に
捕捉するタイミングをつかもうとする。

数分ほど、攻撃を、かわした後、
ノビーダは、ショットガンの射程距離に、3匹のグリップを
完全に捕捉した。

ノビーダが放つショットガンの弾は、3匹のグリップに、
全弾命中した。

その威力と衝撃で、3匹のグリップが、地面にひっくり返る。
だが、致命的なダメージではなく、すぐさま、起き上がろうとする。

しかし、ノビーダは、そんな暇など、あたえず、
ショットガンの下段構えで、3匹のグリップを撃つ。

グリップの耐久力は、確かに並外れてはいたが、

クリーチャーC型よりも、大幅に劣っていたらしい。

ショットガンの下段構えから、数発ほど撃つと、3匹のグリップは
動かなくなった。

完全に、敵を倒したと

ノビーダは、確信した。

そのまま、倒した敵に背を向け、タロウを探すことにした。

ケンジの状態と言葉から察するに、
タロウは、この旅館の、この大広間の近くの部屋に、いるはずだ。

タロウを探さねばと思った
その時だった。

何やら、自分の背後から、液体が、泡だっている様な音が聞こえた。
ノビーダは、振り返り、驚愕した。

倒したはずのグリップが3匹とも立ち上がる。
しかも、ショットガンで撃たれた傷が、
液体が、泡だっている様な音をたてながら、消えてゆく。

(さ、再生能力!?)
ノビーダの脳裏に、言葉がうかんだ瞬間、

3匹のグリップは、ノビーダに襲い掛かる。

思わぬ事態に、ノビーダの反応が、一瞬、遅れたため、
ショットガンを構えるのも、遅れてしまった。

3匹のグリップに距離を縮められてしまった。

(しまった!! やばい!!)
ノビーダの脳裏に、恐怖が電流の様に走った瞬間だった。

3発の発砲の音と共に、グリップは、3匹とも、
後頭部の辺りから、血と肉片を、まきちらしながら、
ひっくり返り、倒れた。

ノビーダは、一瞬、事態が把握できなかったが、
3匹のグリップの様子を確認してみると、

眉間辺りには、弾丸が命中したらしく、穴があいていた。

「何とか、間に合った様だな」

ノビーダは背後を、振り向いた。

何やらスコープ付きハンドガンを持ったジャンプだった。

ジャンプは、ノビーダに教えてくれた。
グリップは、頭を破壊しない限り、
何度でも再生するので、倒すことはできないと

ノビーダは、3匹のグリップをみる。
ジャンプの言うとおり、3匹とも、頭を破壊された為、
完全に死んでいた。

ある意味、ジャンプらしいといえば、
ジャンプらしいと言うべきか

別に、たずねてもいないのに、自分の銃の名前と性能までも、
教えてくれた。

理由は、単純に、ノビーダに、
自分のハンドガンを自慢したかったからなのだろう。

もっとも、ジャンプは、英語が、全く苦手な為、
銃の名前を、言っても、
その銃の名前の綴りが、間違っているらしく、
ノビーダには、すぐには、わからなかったが、

どうやら、ジャンプのハンドガンは、
ノビーダのハンドガンよりも、
連射機能と攻撃力に優れた
EAGLE6.0というハンドガンであるらしい。

英語の綴りが、間違っているだろうが、
一瞬、ノビーダは、ジャンプに言ってやろうかなと思った。

しかし、言えば、ジャンプは、泣くほど怒るだろうから、
黙っておくことにした。

以前、磁石の知識について、ジャンプが間違っていたことを
ノビーダが、笑いながら指摘したら、ジャンプは、
涙を流しながら激怒したことがあったからだ。

(裏を返せば、常日頃から、ジャンプが、ノビーダを、
どれだけバカにしているかという度合いを、
しめしているのだが)

とりあえず、ジャンプのおかげで、
ノビーダは、助かったのだ。

"『バイオハザード』と『のびハザ』を思い出す その7" へのコメントを書く

お名前
メールアドレス
ホームページアドレス
コメント