小説版『機動戦士Zガンダム』を読みました (余談 その10)

5月23日

(10)小説版『起動戦士Zガンダム』の史跡(後編)

前回の記事 
小説版『起動戦士Zガンダム』の史跡(中編)の続きです。

(尚、今回の記事で掲載しているマップは、
『評伝 シャア・アズナブル』に掲載されていた
「月面の恒久都市郡」を参考に作成したものです。
しかし、作成完了間際に気付いたのですが、
細かい部分で、間違っている部分が多くある可能性があるマップであることを
ご了承いただきたいと思います)


画像


Part.4 フォン・ブラウン

月の表面(地球側)に位置する
U.C 0027に建設された初めての月面の恒久都市である。

さらに、小説版『起動戦士Zガンダム』よると、

フォン・ブラウン市は、
月の表面(地球側)に位置する最大の都市であり、
かつて人類が初めて月面に着陸した地点に建設された。

さらに、『評伝 シャア・アズナブル』によると、
地球から月への表玄関ともいうべき都市で、
「フォン・ブラウン市を制する者は宇宙を制する」とさえ言われている。

宇宙を制するなんて、大げさすぎるのではないかと思うけど、
フォン・ブラウン市は、いろんな面で、
とても重要なポジションにある都市だということを
意味しているのだと思う。

小説版『起動戦士Zガンダム』にて、
ブライトは、「あそこ(フォン・ブラウン市)をティターンズに占拠されたら、
地球も月もティターンズの好きなようになる」と言っていたことから察するに、

小説版『起動戦士Zガンダム』でも、
フォン・ブラウン市は、重要なポジションにある都市である。

ティターンズが、戦況を自分達に有利に進めていく為に、
フォン・ブラウン市を占領する可能性が極めて高いので、

ラーディッシュとアーガマで
フォン・ブラウン市の周辺を警護していた。

ちなみに、フォン・ブラウン市の周辺では
『日の出』ならぬ『地球の出』が確認できるらしいので、
観光スポットとしての価値も高い都市なのかもしれない。

さて、個人の主観になるが、月面といえば、
殺伐とした岩石地帯みたいな風景のイメージしかないが、

スペースノイドやエゥーゴにとっては、違うらしく、
宇宙の風景に見飽きると、月面の景色が、なごませてくれるらしい。

また、月面の景色も大地にみえて、
(本能的だと思うけど)安心させてくれるらしい。

つまり、月もスペースノイドにとっては、
大地の象徴にみえるのである。

(とても、うろ覚えなので、ものすごくあやふやな部分があるが)
ペズンの叛乱を起こしたニューディサイズのトッシュ・クレイは、
エゥーゴに恭順していく連邦政府に対抗する為に、月面にて
独立国家みたいなものを作り上げることを考えていた。

ティターンズの教導部隊からはじまったニューディサイズは、
「人とは大地で、生活してこそ人であって、スペースノイドは、
人ではなく宇宙人である」と言っている様な連中である。

そんな連中からみても、月は地球以外の大地の象徴であり、
宇宙人の傀儡となっていく連邦政府に、対抗できる国家を
作り上げるのに、相応しい場所だと考えていたのかもしれない。

『ガンダム』の世界における
宇宙世紀より前の時代は、月は、単なる衛星だったのかもしれない。

しかし、時代は宇宙世紀へ移り、
フォン・ブラウン市をはじめとする多くの月面都市が建設され、
人類は、そこで生活していった。

グリプス戦役の頃には、
アースノイドからみても、スペースノイドからみても、
月は、人類が生活できる場所となった。

その辺りを考えてみると、
宇宙世紀の人類の環境への適応力は、
並はずれたものだと言わざるを得ないと思われる。

- 小説版『機動戦士Zガンダム』を読みました(余談) 完 -

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